三日前(今週火曜日)、娘が小学校帰りに、ひじと膝をけがして帰ってきました。
同じクラスの女の子が家までついてきてくれました^^
こんなことは初めてで、家に帰ると、我慢していたかのように泣き出しました。
話を聞くと、後ろを帰っていた同じクラスの男の子から蹴られたと。
まあ当たったのだろうとは思いましたが、一応娘の話を聞くことに。
落ち着いたように見えたのですが…
一昨日(水曜日)、朝、学校へ行く時間になるとまた泣き出し、「怖い~」と(T_T)
一緒に行っている子には、先に行ってもらうことにしました。
四月も玄関で泣き出した娘。
しかし、同じ「玄関で泣く」という娘の行為に対し、
今回の私は違った!!
一昨日の行動を振り返ります。娘は、いまだにこのワンピースがお気に入り♪
今は、朝カーディガンを羽織って。冬用が必要だね!
娘の泣きをしっかり受け止める!
以前の私は娘に対し、
・小さなことを気にするな!
今思うと自分が周りを気にしていたからこそ、子どもに気にするな!と思っていたんでしょうね。
・一年生になったんだから一人で行けて当然!
私は「~べき」という考えに凝り固まっていました。
そんな考えを持っていました。
しかし今は、
・子どもと大人は感覚が違う。しっかり娘の話を聞こう!
自分自身を大切にできるようになると自然と子どもの話もまたよく聞こうと思えるようになりました。
・怖いことだってあるよね!
「自分は本来弱い」。そのことを認めたら、子どもにだってそう思えます。
そんな風に感じるようになりました。
目の前で起こっていることを、現実として、ありのままに捉えられるようになってきました。
だから娘の泣きにも、「よし分かった!」と。
内心、行ってくれ!と思いはしましたが(笑)
長男と次男を、社宅の人に預ける
娘が泣き出したのが7時45分。
朝の会は8時半。
長男のバスも8時半。
(次男は週2の教室はなし)
あまり時間がありません。
・長男を先に幼稚園へ預けるか?
・3人とも小学校へ連れて行って、その後長男を幼稚園へ送るか?
いろんな考えが浮かびましたが、
結局下二人とも社宅の人に預けることにしました!(幼稚園に電話してバスは断ることに)
その家庭にも5歳(同じ幼稚園)と1歳の子がいましたが、今は娘のことを一番に考えたい!
朝の忙しい時間でしたが、事情を話してお願い!と頼むと、快くOKしてくれました^^
世間の人を信じ、車を駐車させてもらう
娘と二人で車に乗り、学校近くまで。
「確か近くの道はこの時間進入禁止だよね~」と思いながらいくと、やっぱり・・・
駐車できる場所が見つからず、ぐるぐる回っていると、たまに行く耳鼻科を見つけました。
全く耳鼻科に用はなかったけれど、もうここしかない!
この時点で8時20分。
病院に入り「すみません!15分だけ停めさせてもらえませんか?」とお願いしてみると「分かりました」と。
一瞬びっくりした顔をしていましたがそんなこと気にしている余裕はない!お礼を言ってすぐに学校へ向かいました(笑)
ありがたいな~、みんな優しい!と感じながら、娘と手を繋ぎ、学校までの道を速足で歩きました。
子どもと手を繋ぎ歩くと、どうしてあんなに幸せな気持ちになるのでしょう。
先生を頼る
学校に着いたのが8時25分。
教室に行くともう朝の会が始まっていました。
一時間目が体育でみんな体操服に着替えていました。
「せんせーい!」と声をかけ、事情を話しました。
すると先生は「いややったね~(娘に共感)、分かりました。話を聞いてみます^^」と。
そして「お知らせいただきありがとうございます。」とも。
いや~ほんとは大変ですよ、ただでさえ忙しいのに…
でもちゃんとそんな風に言える先生は本物の先生です!30過ぎの女性の先生。
先生にとって忙しい朝の時間でしたが、母として、できることは精一杯やりたい!と思ったら、学校まで来ていました。
連絡帳に書く、という方法もありましたが、その伝わりにくさはよく分かっているので、こういった問題はもう直接話そうと思いました。日頃は使います。あ、でも、なるべく使わないようには心がけています。
教師の忙しさはよ~くよ~く分かっているけれど、今は私は子どもの母親!
先生を頼らせてもらいました。
娘は安心した様子で、先生と一緒に教室に入っていきました^^
帰ってきてから&翌日
学校から帰ってきて娘に話を聞いてみると「話したよ~」と。
連絡帳にもその内容が書いてありました。
「ご心配おかけしました。また何かあったらお知らせください。」との内容も。素敵な先生です♪
娘にスッキリした?と聞くと、「まあまあね~」と(笑)
でも翌日(昨日)は朝、ニコニコ笑顔で学校へ行きました♪
ああちゃんと自分の中で解決できたんだな~って^^
おわりに。
- 目の前の子どもの様子をありのままに見る。
- 人を頼る。
- 世間を頼る。
- 先生を頼る。
以前と比べ、今はそんなことができるようになってきました。
一人で抱え込まなくても、声を出せば、助けてくれる人はたくさんいることに気づきました。
『学校へ行かなくてもいい』そんな意見も理解できます。
でも、学校にはいいところもたくさんあって、家では学べないことがたくさんあります。
よくない先生のニュースも耳にするけれど、大半の先生たちは子どもたちのために頑張ろうと力を尽くす素晴らしい先生たちです。
学校のことをいろいろ言う前に、
「行きたくない!」と泣いている子どもの姿を何かのサインと捉えれば、
親として、大人として、できることがたくさんある。
今はそう感じています。
「娘よ、今ならあなたを助けることができるかもしれない。」
学校を後にし、一人で耳鼻科の駐車場まで歩いたとき、ふとそんな思いがよぎりました。
お読みいただきありがとうございました。