今日は、私が現在作っている『炒めないカレー』の作り方をご紹介します。
炒めないから簡単!
もうこれを知ったら前の炒めるカレーには戻れません。
炒めなくても美味しい!
素人には違いが分かりません。
スイミングのある毎週木曜日の晩御飯はほぼカレーで、頻繁に作っているとより簡単にできないか?と工夫するようになりました。
できることならラクしたい!
でも味は妥協できない!
そんな私がたどり着いたカレーです♪
1.材料を圧力鍋に入れ、10分加熱する。
次の材料を鍋に入れます。(時間は長くかかりますが、普通の鍋でも大丈夫です)
- 水
- 牛肉の角切り
- 薄切りにした玉ねぎ
- ざく切りにしたトマト
- 切り込みを入れたローリエ
- つぶした生姜
- つぶしたニンニク
全部入れてから、火をつけます。
「水から煮ると旨味が出る」というようなことを聞いてから。
水の量は、混ぜると材料が浸かるか浸からないか?のひたひたくらい。少ないかな?くらいで大丈夫。
多すぎると、蒸発しないのでビチャビチャのカレーになります(笑)
〇アクをとった後に蓋をします。その後ピンが上がったら10分加熱。
(時間は圧力鍋の種類によって異なるので調整してください。)
〇以前は牛のほほ肉を使っていましたが、値上がりし…(笑)
違うお店の100g300円くらいの角切り肉を使っています(お店によってはカレー用、シチュー用などと書いてあります)。子どもは脂身が少なく、こっちの方が好き。毎回500g買います。
※2019年7月現在、豚肉を使って同じように作っています。
〇その他の材料は、普段カレーを作るときと同じ量でOK。
〇トマトは冷蔵庫にない時は入れませんが、入れるとフレッシュ感が出て旨味もアップします!あれば絶対に入れてほしい食材。ホールトマトでも♪
〇肉は買ってきたものをそのままドボン!以前は塩コショウして、小麦粉をまぶして、フライパンで焼き付け…でも味はそんなに変わりません(笑)
ピンが下がった後に蓋を開けると、こんな感じ。
このままスープとしても十分美味しい!
塩を加えたら立派な一品になります♪
お肉はこの状態でも柔らかくなっていますが、この後も煮込むのでもう少しかな?というくらいで大丈夫。
2.人参・じゃがいも、調味料を加えて煮る。
- 人参
- じゃがいも
- しょうゆ
- バター
- ウスターソース
- ケチャップ
これらを加えて数分煮ます。ルーを入れた後にも煮込むので、長く加熱する必要はありません。
これでも少し水が多かったかな?というくらい。
〇調味料を加えることで、簡単に深い味を出すことができます。他にもとんかつソースやお好みソースなどを入れても。醤油とバターは絶対に入れてほしい!(ケチャップを入れない場合は、ほんの少し砂糖を加えるのもおすすめ)
ほぼグリーンコープのもの。
調味料は少々高くてもなかなかなくならない。いろんな料理に使うので、味・安全性などこだわっています。
〇鍋によっては、沸騰させ蓋をしておけば、余熱である程度柔らかくなります。煮崩れも防げます。
圧力鍋もやっぱりビタクラフト。
普通の鍋としても使え、蓋もついています。
3.ルーを加えてさらに煮る。
人参とじゃがいもがまだ完全に柔らかくなる前にルーを入れます。
よく、ルーの箱には「人参・じゃがいもが柔らかくなってから入れましょう」と書いてありますが、そうすると出来上がったときに煮崩れてしまいます。
ルーを入れて煮込んでいる状態。
やっぱり少し水分が多かったですね(笑)
〇2の煮込む時間よりも、この3の煮込む時間の方をしっかりとった方が美味しくなる気がします。
〇私が使っているのはやっぱりグリーンコープのカレールー。
初めて食べた人は必ず、美味しい!スパイスが効いてるね~!と言います。
甘口だけど大人も十分美味しい!私と夫は七味や一味をかけて食べます♪
〇盛り付けたらこんな感じ。
お肉、ホロホロ。
らっきょうは夫のお義母さんが作ったもの。
夫と私は、一味唐辛子をかけて食べます。
炒めないカレーを作る時のポイント
この炒めないカレーの作り方のポイントをまとめてみると
〇材料を水から煮ることで旨味を引き出す。
〇トマトを入れ、フレッシュ感と旨味をアップ。
〇ローリエは葉に切り込みを入れて使い、風味と旨味をアップ。
どこかの有名シェフがテレビで言っていました!手で数カ所切り込みを入れます。
〇人参とじゃがいもは控えめに煮て煮崩れ防止。
〇色んな調味料の力を借りる。
〇ルーを入れた後はしばらく煮込む。
といったところでしょうか。
できそうなことだけでも取り入れてみてください^^
おわりに
カレーは‟簡単な料理”というけれど、
玉ねぎを炒めて、
お肉を焼いて、
お鍋で煮込んで…
時間がかかるわりに、一品しかできず、私にとってそこまで簡単な料理ではありませんでした。
だから登場するのも数か月に一度…。炊飯器でご飯を炊き、おかずを数品作る方が簡単で、品数も豊富でいい!と思っていました。
でも、家族みんな大好きで、食べるもの早いカレー。
それを何とか、味はそのままに、簡単にできないかと考えたカレーがこれです。
1の工程、2の工程(ルーまで入れても)までやって、別のことをすることも多く、何かをやっているついでにコンロに向かい、気がつけばカレーが出来てた!といった感じです♪
『炒める』『焼く』という工程を省き、『煮る』だけのカレー。
調理法が一つだと圧倒的に簡単です!
きっと子どものいる家庭なら出番の多いカレーライス。
そのカレー作りが、少しでもラクになれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。
私が使っている圧力鍋はこちら。