子どもとの関わり方

小1の娘と私に、再び訪れた試練… 今朝の出来事。

昨晩、一通のラインが。

小1の娘が毎朝一緒に登校している、同じ社宅に住む3年生の女の子のお母さんからでした。

内容は、「発熱のため明日はお休みします」とのこと。「一人で大丈夫かな?」と娘の心配までしてくれていました。

 

普段は7時45分に社宅の下で待ち合わせ、二人で登校しています。(弟君もいますが、いつからか別に行くようになりました)

私も下まで一緒に行き、見送った後、ベランダから長男・次男と一緒に手を振るのが日課です。

もう十分安心してみていられます。

 

一人での登校。

もちろん娘は「嫌だー」と言いますし、私にとっても歓迎すべきことではありません。

でも、もう昔の私とは違います。4,5月の出来事から多くのことを学びました。

そういう事実が目の前にあるのみ!決して無理に引き離そうとせず、子どもが‟自ら”一歩を踏み出せる関りを!

そんな心づもりで朝を迎えました。

社宅の下で

いつもの時間に娘と私は玄関を出ました。

子ども向けのテレビ番組をつけ、長男と次男には気づかれないように。
もし気づかれたら「ついていく!」だの「待って!」だの厄介なことになります(笑)

いつもの場所でバイバイしようとするも無理。
これは想定の範囲内(笑)

一応、娘の意思を確認すると「一人で行きたいけど…。」とは言います。
昨晩も聞いたら同じように言っていました。

私は「じゃあ門まで一緒に行こうか。」と、さらに前へ進みました。いつもはこの場所で娘たちに「いってらっしゃい」を言います。

すぐに部屋に戻ってベランダへ。そしてバイバイ^^

門のところで

門のところへ行き、そこで見送ろうとするも「怖い。嫌だ。」と私の手をにぎゅっと握ってきました。

以前の私なら、「大丈夫!大丈夫!」「ほら頑張れ!」と激励していたでしょう。

でも、最後は娘本人が「大丈夫」「頑張ろう」と思わないと何も変わらないんですよね。

今日はそんな言葉はかけず、「そうだね。分かった。」と不安な娘の気持ちを受け止め、「じゃああそこまでついていこうか?」と100メートルほど先の四つ角を指さしました。

娘も「うん!」と嬉しそう。

娘と手を繋いで歩きながら、とても温かい気持ちになりました。

約束の場所で

四つ角まで来て「大丈夫?」と聞くと、娘はとても清々しい顔で「うん!」と言いました^^

そして「いってらっしゃい」「行ってきます」とお互い笑顔で手を振り、娘は元気に歩いていきました。

しばらく娘の後ろ姿を見ていました。

少しして娘が振り返ったとき、私が「もう帰るね」というと、娘はまた笑顔でしっかり頷き、バイバイをして歩いていきました。

娘の中の‟葛藤”

「一人で行くのは怖い。」

「でも一人で行けるようになりたい。」

きっと娘の中にはこんな葛藤があったことでしょう。

でも今日、娘は自分自身でそれに打ち勝つことができました。

本人の中でまた何かが変わったように感じます。

小学校1年生の、とても小さな一歩ですが、きっと『生きていく』ってこういうことの連続なのかなと思います。

おわりに

親は、子どものために、あれやこれや手を尽くしたくなります。

でも、最後は本人の意思。親は、その手助けをするしかありません。

叱咤激励して子どもの心が育つでしょうか?

上部だけの関りなら、いつかぽきっと折れる日がきます。

 

娘は幼いわりにしっかりしてるね~と言われていました。

知らない子の中にも率先して入っていったり、今は絶対送り迎えして!見てて!というスイミングに、年中の頃送迎バスで一人で通っていたり。

今考えると、娘は不安な気持ちをどうしようもなく、強く見せることでバランスを取っていたのかもしれません。

甘えたいときに甘えられなかった…。

私がこれまでの自分を反省し、関りを改めるようになってから娘も変わっていきました。

今、私には、娘が昔甘えられなかった分を出しているように感じます。

でも今気づけてよかった!

これからの人生で‟今”が一番若い!

子育てはいつからでもやり直せる!

今朝再び起こった試練は、そんなことを私に教えてくれました。

昔の苦い思い出も含めて、今はよかったなと思います。

娘を送って家に戻ると、長男と次男は静かにテレビを見ていました^^

娘が帰ってきたら学校までの道のりがどうだったか話すのが楽しみです。

そうそう、夏休み明けから年中の長男が「幼稚園嫌だー」と泣いています。
でも泣きながらも、ちゃんとバスには自分で乗るのがかわいい(笑)

「男だから泣くな!」とは言わず、「そうだね~」と言っています^^
私も保育園、なぜだか分かりませんが、大キライでした(笑)有名なくらい泣いていました(笑)

もしかしたら、僕を見て!というのサインなのかな?^^

関わっていないつもりはないけれど、もっと長男をみたいと思います♪

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ABOUT ME
ミモザ
1984年生まれ。3人の子ども(女・男・男)の母。転勤族の夫との5人暮らし。 22歳で小学校教師となり、担任として忙しくも充実した日々を送る。 約5年間働いた後、3人の育児休暇に入る。そこで思い通りにいかない子育ての壁にぶち当たる。生きてきた中で最も「自分の未熟さ」を知ることになる。 何年も満たされない日々だったが、家の片付けと読書を機に、『自分の人生は自分で変えられる!』と気づく。そこから毎日が変わっていった。 2018年3月に退職。

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