先日、私が大事にしていた陶器の調理器具が割れました。正確に言うと、私の不注意で割りました。
よく使っていたモノだけに、とてもショック…。
▼割ってしまったのは、これ。生姜やニンニクをすりおろすときに使います。
↑以前ブログで紹介した「小」バージョンです。
その出来事を通して、「子どもは、親のことを(見ていないようで)よく見ているんだな」と思ったことがあったので、記事にします。
人間、イライラするときはイライラする!
以前はよくブログで、「イライラガミガミの自分と向き合い、なるべく穏やかに子どもたちと接したい」ということについて、記事を書いていました。
今振り返っても、以前のように子どもたちと常に一緒で、子どもたちが幼い時の忙しさは半端なかったなと思います。
ただ、今でも、所々イライラすることはあります!
先日は、夕方習い事があるにも関わらず、2年生の次男はいつものように帰ってから宿題もせず、好きな工作をやっては折り紙やらダンボールを散らかしていました。そのうちに4年生の長男も6年生の長女も帰ってきて、ますますワイワイガヤガヤ。
私は、夕方時間が使えないので、急いで夕食の支度をしたり、食洗機の食器をしまったりしていました。
そんな中、上段の食洗機のラックを引き出した瞬間、上記の調理器具をシンクに落としてしまったのです。
次男は自由気まま、家の中はグチャグチャ、時間は迫っている…
極めつけに大事な調理器具が割れる…
私の中で、我慢の限界を超え、「クッソー!!」とか「もうイラつくー!!」とか大人気ない態度をとってしまいました(笑)
イライラしても、自分の行動を省みる!
ただ、イライラして感情のままに言葉を発しても、自分が気持ちよくなるわけではありません。
むしろ、自己嫌悪…。
これまで何度も経験してきましたし、子ども達にとってもこのままではいけないなと思い、私は、
「あー(割れて)ショックだけど、ママがいけなかったね(気を付ければ防げた)。わあわあ言ってごめん。」
と子どもたちに伝えました。
- 時間に余裕をもって夕食の準備をしておく
- 食洗機に入れる際、場所に気を付ける(端っこの、滑り落ちそうなところに入れてしまった)
- そもそも食洗機に入れない(サッと手洗いしてしまっておけば割れずに済んだ)
やはり、自分で防げるポイントはたくさんあったのです。
一連の親の行動を子どもはよく見ている!娘からの嬉しい一言
私の反省を子ども達へ伝えると、それまで何も言っていなかった娘が私のところへやってきて、次のように言ったのです。
「ママのそういうところ、いいと思うよ!」
ふっと嬉しい気持ちになりました。
やはり、子どもから見ても、何か起こったことを人のせいにしてわあわあ言っている大人よりも、自分の過ちを認めて反省している大人の方が、素敵に映るんですね。
それと同時に、子どもって(何も見ていないかのようで)しっかり親を見てるんだなあと改めて感じました。
親の影響って大きいですね。
おわりに
親の仕事ってたくさんありますが、子どもたちに「よりよい生き方」を伝えていくのも大切な仕事です。
弱い自分と戦い、「人としてどうするのがよいのか」を考え行動していくことは、大変なときもありますが、
子どもたちが見ていると思うと頑張ろうと思いますし、
自分の行動が子どもたちに大きく影響すると思うと、やりがいがあるなあと感じます。
最後までお読みいただきありがとうございました。