一年間に154万の貯金。
これは私が主人と結婚し、夫婦共働きで、子どもがいない頃の話です。
今、同じ状況なら、この倍は無理なく貯められると思いますが、お金の知識がほぼゼロだった当時の私にしては、よく貯められたと思います。
どうして貯金ができたのか?
それは「私のズボラ的発想が大いに功を奏した」と言えるでしょう。
よく分からないが、とにかく月11万ずつ貯金すると決めた。
結婚して「貯金しなきゃ」くらいは思っていたのですが、当時は
・貯金をする明確な理由もない。
・どれくらい貯金したらいいか分からない。
ただ何となくキリのよい10万円にあと1万プラスしとくか!くらいの安易な考えで月々11万円ずつ貯金することにしました。
加えて年二回のボーナスからも同じ11万円ずつ。
合わせて 11万×14か月分=154万円
家賃・水道光熱費等は、夫の給与から引き落とし。貯金11万円は全て私の給与から。
食費などはどうしていたんだろう…謎(笑)お互い余ったものを小遣いとして好きに使っていました。
当時の事務の先生から「月11万円も貯金したらだいぶ貯まるね~」と言われましたが、私は「そうなんですか?」といった感じで、月に11万円が多いのか少ないのかさえ、よく分かりませんでした(笑)
もともとあった『給与振込口座を分けるシステム』を使った
貯金するには
・定期預金というものがあるらしい
・財形という方法もあるらしい
でも面倒なことが嫌いで、尚且つ調べようともしなかった私は、職場にもともとあった、給与振込口座を分けるシステムを使うことにしました。
事務室で書類を一枚書き、
・毎月の給与のうち11万円を貯金口座に
・残りをメインの口座に
別々に振り込むよう設定しました。
一度設定すると、後は毎月勝手に給与が分けて入金され、給与貯金口座には11万円ずつがどんどん貯まっていきました。
ただ単に、当時使っていなかった口座を貯金口座にした
私が貯金口座に指定したのは、大学時代に作った口座で、当時使っていなかったもの。
ただ単にそれだけの理由なのですが、
・メイン口座とは別の銀行の口座
・その銀行のATMが家の近くにない
そのおかげで、一度も手を付けることなく貯めることができました。
といっても月に11万円ずつ貯めていたのは子どもが生まれるまでの2年弱の話ですが(笑)
それから子ども3人の産休の時期も(育児休業期間と違い、産前産後休暇は給与が出ます)。
ズボラでも貯められるポイント
自分で書いていても、本当にズボラ的安易な発想ばかりなのですが、そこには今も生かすことのできる大切なポイントが隠れています。
①ズボラこそ、貯金は先取り。
②ズボラこそ、勝手にお金を貯めてくれるシステムを使う。
③ズボラこそ、簡単には下せないようにする。
今は暮らしに合わせて当時よりだいぶ貯金額は減りましたが、この3つのポイントは変わっていません。
月々の貯金額は減りましたが、別に子どものための積立、投資などをしています。でも今の生活も大切なので無理はしません。
逆にいうと、この3つのポイントを守っているからこそ、こんな私でも着実に貯めることができています!
おわりに
私は、家計簿が一か月も続いたことがありません。
もっというと一週間すら。
でもそれならそれで、他にちゃんと貯める方法があります。
自分に合った方法を見つけることが、ラクに、着実にお金を貯めるコツです。
ズボラ、万歳!
お読みいただきありがとうございました。