子育てと片付け|美しい部屋を維持することは最終的な目的ではない!

大量のものを捨て、部屋を片付けることは、今の自分にとってなくてはならない過程でした。

そのお陰で、以前よりスムーズな暮らしを手に入れることができたのも確かです。

ただ、

  • 美しい部屋を維持すること
  • きれいな部屋を手に入れること

それらは、今の私にとって、片付けの最終的な目的ではありません。

他にもっと大切なことがあります。

以前の部屋の様子

以前は、とにかく部屋をキレイにしておきたい、何もないスッキリした空間にしておきたい、と思っていました。

  • 子ども関係のものはとにかく隠す、もしくはリビングには置かない。
  • "私自身が"使いやすく居心地のよい空間に。

もちろん、家族のことを考えなかったわけではありませんが、今思うと、もう少し緩くてもよかったかなと思います(今は平日昼間一人時間があるということも大きいです。心の余裕は大切です)。

きっと以前の私は、片付けにフォーカスし、その先まで見ることができていませんでした。

最近の部屋の様子

最近は、以前とても気になっていた

  • 子ども関係のものをリビングに置くこと
  • 壁に子どもたちの作品が並ぶこと
  • おもちゃが日中もリビングに置かれていること

それらも、大して気にならなくなりました。

むしろ、子どもたちが楽しく過ごせる空間が一番だと考えるようになりました(何度も言うように、心の余裕も一つの大きな要因です)。

上の写真、一枚目は、長男の誕生日にきょうだい三人でつくったものです(上がメッセージ、下がケーキになっています)。自分たちだけで考え、一生懸命作っていました。見ると思わず笑みがこぼれます。

二枚目の本棚の左の箱には、長男が集めた大量の石ころが入っています(笑)捨てていい?と何度か聞いたのですが、いつもダメだと言われます。子どもには宝物に見えるようです。ちなみに、本棚の裏にもいろいろなものが隠されています(笑)

片付けた先には、"家族みんなが楽しく過ごせる空間"という、もっと大切なことがあることに気づきました。

子育てと片付け、自分にとって一番大切なことを考える

子育てって本当に大変です。そんな中、「モノを減らし部屋を整えることが有用」という考えは、今も変わりません。

しかし、そればかりを気にして、自分や夫、また子どもたちが楽しく過ごせていないのであれば、それはとても悲しいことです。

私が今一番大切にしていることは、日々機嫌よく楽しく過ごすこと。そして、子どもたちに「生きることは楽しい」という思いが伝わったらいいなと思っています。

だから。

一番長く居る家が、「楽しい」をたくさん感じられる場所になるといいなと考えています。

今の私にとって「美しい部屋を維持すること」よりも「家族みんなが楽しく暮らせる場所にすること」の方がより次元の高いことです。

おわりに

最後に、最近のわが家の様子を写真でお届けします。

ある時は、パン食い競争ならぬお菓子食い競争を考案&設置!

ある時は、部屋が楽しい秘密基地に!

ある時は、的当てゲーム場に!子どもたちの「楽しく遊ぶ」ということに関するパワーは、本当にすごいです。

ワクワクキラキラした笑顔を見ていると、今この子ども時代に、思いっきり好きなことをやってほしいものです。

ただ。

子どもたち三人がそれぞれ好きなようにやると、当然部屋はぐちゃぐちゃになります。

(゚д゚)!

私も人間ですから、時に散らかった部屋をみて「なんじゃこりゃー!おりゃー( `ー´)ノ!!!」となることもあります。

しかし、それはそれでいいと思っています。

こちらだって言いたいことは言わねば!!

 

 

雑誌を見たり、インテリアショップに行ったりすると「こんな部屋で過ごせたら素敵だろうなあ」と思います。

しかし、私には子どもがいて、何より子どもたちに「楽しい」を伝えたい。

美しい部屋を維持することは、子どもたちが大きくなるもう少し先の楽しみにとっておきます。

今は、子どもたちと家で「楽しい」経験をいっぱいしたいと思います。

みなさんは、片付けの先に、どんな暮らしを求めますか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

片付けの目的・考え方・方法をシンプルに説明します!私は、ズボラで面倒なことが苦手です。 管理能力も高くありません。 以前はそんな自分があまり好きではありませんでしたが、自分を...
子供の「片付けない」問題|片付けだけが全てじゃない!今回は、子供の「片付けない」ということに対する、私の考えを書いてみたいと思います。 子どもがいると片付かない… 布団で遊...
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ミニマリストへ
ABOUT ME
ミモザ
38歳主婦。3人の子ども(10.8.6)の母。転勤族の夫との5人暮らし。 22歳で小学校教師となり、担任として忙しくも充実した日々を送る。 約5年間働いた後、3人の育児休暇に入る。そこで思い通りにいかない子育ての壁にぶち当たる。生きてきた中で最も「自分の未熟さ」を知ることになる。 何年も満たされない日々だったが、家の片付けと読書を機に、『自分の人生は自分で変えられる!』と気づく。そこから毎日が変わっていった。 2018年3月に退職。

POSTED COMMENT

  1. さとりん より:

    私の夫にもミモザさんのブログを読んで欲しいなと思いました!
    子供と過ごす時間のない夫は子供がいてもキレイを維持するべき、
    私はキレイを維持できないのが当然、と真逆の価値観で…^^;
    キレイにすることの目的を共有できていないと片付けって難しいなって感じます。散らかり具合が全然比にならないほどですが…苦笑

    • ミモザ より:

      子どもがいてキレイを維持は…厳しいですよね(;_:)
      さとりんさんのコメントを見て、男性でもいろんな方がいらっしゃるのだな~と改めて思いました(夫は大雑把で部屋のキレイはあまり気にしていない)。

      夫婦で何を大切にするのか話し合っておくことは、子育て、家計、片付け、あらゆる面で大切だなと思います。
      きっと向かっている先が違うことで、イライラしたり喧嘩になったりすることってありますよね。
      一度話し合えたらいいですね。
      いつもコメントありがとうございます^^

ミモザ へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です