大好きな料理家、栗原はるみさん。
生き方・料理・暮らしの楽しみ方…
私にとても大きな影響を与えてくれた方です。
大学の頃から好き♡栗原さんの本や雑誌を読みながら、好きなお茶やコーヒーを飲むのが至福の一時でした♡
歌手や俳優さんに「キャー」といってもおかしくない時期、私の頭の中は栗原さんでいっぱいでした!
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結婚する前から買っていた、年4回発売される雑誌『haru_mi』。
子どもを生んでしばらくは毎回楽しみに買っていましたが、ここ数年遠のいていました。
しかし、先週日曜日、ふと立ち寄った本屋さんで、
久しぶりに買うことにしました!
そこに書かれていた文章に心惹かれたことと、気持ちの変化がきっかけです!
何歳になっても素敵な栗原さん☆
心惹かれた文章
雑誌を開いて最初の方にある「キッチンから心をこめて」というコーナー。栗原さんの想いが綴られています。
そこにこんな文章が。
・・・
今思い出しても涙目になってしまう出来事があります。
・・・
あのとき私が腹を立てていたら、今のようないい関係はあり得なかったかもしれません。あのとき頑張ったおかげで、私は忍耐強くなれた気がします。玲児さんの厳しい要求に応えるために努力したことが、料理家としての私を鍛えてくれて、人としても成長できたのではないか。相手のために尽くすことが、結局自分のためになるのだと、しみじみ思います。今は感謝の気持ちさえ湧いてくるのです。
いつもニコニコ明るく、素敵な暮らしぶりが伝わってくる栗原さん。
普段、雑誌やテレビからは、そんな葛藤の様子は伺えません。
しかし、今のような成功の裏には、並々ならぬ努力があったのだと、改めて感じました。
そして、「相手のために尽くすことが、結局自分のためになる」という考え方に、大きく共感しました。
栗原さんを好きでよかった!
栗原さんに惹かれた理由が改めて分かった気がする!
そんなことを感じました。
自分の気持ちの変化
私にとって、子どもが生まれる前の楽しみの一つが、“友人を家に招いて一緒に料理を食べること”でした。
みんなで料理を作ることも。
「何を作ろうかな~」
「どのお皿を使おうかな~」
そんなことを考えるだけでワクワクしました♪
みんなで陶器の旅に出かけたことも!
本当に楽しい時間でした☆
しかし、子どもを生んでからは、自然とそんな機会は減っていき、
最近は、「やろう」という気持ちさえもなくなっていました。
しかし、栗原さんの雑誌を読んで、当時の気持ちが蘇ってきました!
一人、本屋さんで雑誌をパラパラめくりながら、昔の感覚を思い出すとともに、心が高鳴っていくのを感じました。
夫と子ども三人はお店の横のゲームセンター(笑)
暮らしは変化してゆく
最近、休日の晩ご飯は、お鍋or夫の料理がほとんどでした。
しかし、その日は「私が作る!」と宣言!
帰宅後、子どもたちを夫に任せ、私は一人家で料理に取り掛かりました。
作りながら、
楽しい!
どのお皿を使おうか考えるのも楽しい!
盛り付けをあれこれ考えるのも楽しい!
忘れていた気持ちを思い出しました。
日曜日の晩ご飯
ハンバーグ
トマトとモッツァレラチーズ
じゃがいもとブロッコリーのバジル和え
大根とツナのマヨネーズ和え
かぼちゃスープ
どれも手の込んだものではありませんが、とても楽しかった!!
最近「魚か肉を焼く」が中心だったので、ハンバーグを作ったのも久しぶりでした(笑)
こんなことから何年も離れていたのに…
暮らしって変化していくんだな。
そう感じました。
おわりに
今回買った一冊の雑誌。
興味のない人にとっては必要ないものかもしれません。
しかし、私にとっては心がワクワクする大切なもの。
どんなにモノを減らしても、こういうものは残していたい。
また、自分にとって必要のないものは、誰かにとっての大切なものかもしれない。
そして、
モノ・コト・思考の手放しは、それ自体が目的ではなく、
自分にとってよりよいモノ・コト・思考を取り入れるための準備。
今回の場合で言うと、
モノ:栗原さんの雑誌
コト:楽しみながらの料理
思考:暮らしの中のワクワク
そんなことを感じました^^
お読みいただきありがとうございました。