昨日、友達に怒られたことを書きました。
自分のことに目を向けるだけで解決する場合もあれば、それが分かっていても気になってしまうこともあります。
自分の髪型が気に入らなければ人の髪型ばかりに目がいったり、自分はついてないなと思っていたら幸せそうな人を羨ましく思ったりしたことは、多くの人が経験のあることでしょう。
人間、一人で生きているのではないので、人のことが気になるのは当たり前のことです。
でも、それが毎日だったり、深く悩んだりするのはきついもの。
一日の大半をそればかり考えて過ごすというのは、決して幸せな生き方とは思えません。
私も、以前はそんな時期もありました。
人の服装が気になったり、子育てしながら仕事をしている友人をみていいなあと思ったり。
それによって他のことが手につかなくなったり、ネットで情報を集めたりすることもありました。(そんなことをしてもさらに落ち込むことがほとんどです^^;)
しかし、今はそんな感情とはほぼ無縁な状態で生活しています。
前はいいなあと嫉妬していたであろう場面でも、素直に喜べる自分がいて、心地よさを感じると同時にその変化に驚いています。
まさにさらさら生きている感覚!
人に無関心だとか冷たいといった意味ではなく、よい意味で人のことが気にならなくなった今の自分を振り返ってみたいと思います。
これ!というものを見つけた
洋服、バックなどの持ち物から生き方まで、自分がコレ!と思えるものがあると、他のものが気にならなくなります。
大量の洋服を処分したことで、自分の中の“好き・必要”を確かめることができました。
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バックもたくさんのものを処分し、今の生活に必要なものだけ残す。
そうしたらたった4個になりました。
今年買った夏の帽子。百貨店で。
高かったけれど、カジュアルにもキレイ目にも合う、たった一つで大満足の帽子。
毎日被らない日はなく、そのたびに幸せな気持ちに。
帽子売り場をさまよう必要もない、ネットで検索する必要もない、満たされた気持ち。
生き方だって、自分が本当にやりたいことを考え、納得して退職を決めたら、羨ましいと思っていた気持ちが嘘のようにどこかへ行ってしまいました。
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私は私、人は人と、他人を心から応援できるようになりました。
自分に必要ないものを見極める。
自分の‟好き”が見つかっていくと、自然と自分にとって要らないものが分かってきます。
家に関しては、今は全く欲しいと思いません。
・将来定住する場所が決まっていない。
・子どもが小さく家を持っても何かと気になる。
そういったことのために毎月多額のローンを払う気になれないといった理由です。
そのため家を建てたと聞いても、素敵だな~とは思いますが、羨ましくは思いません。
車だって、周りで高級車に乗っている人を見ても欲しいとは思いません。
・移動できたらいい。
・傷つけてしまう可能性がある。
・子どもがいると掃除してもすぐに汚れてしまう。
これらの理由から、安全に乗れたらいいと考えているからです。
そんな風に自分にとって不要なものが分かると、際限なく欲しくなることはなくなります。
「自分の能力を知る」ということにも通じるところがあると思います。
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自分の好きなものを見つけるには、“減らす”
私が今、自分にとって好きなモノ・大切なことが分かり、毎日さらさら生きられるようになってきた全ての始まりは家の片付けです。
“家の片付けは人生を変える”といった内容の本がたくさん出ていますが、きっと本気で片付けをしたことのある人なら誰もが頷くと思います。
物が豊富な日本。
モノが少ないことよりも、多すぎて悩んでいる人がほとんどではないでしょうか。
小さい頃は、色々試してみることは大切だと思います。
しかし、大人になって自分の好きなものが分からないという場合には、一度減らしてみるのがオススメです♪
捨てることは痛みを伴います。
自分がよいと思って買ったものを次々処分していく過程は、過去の自分を否定しているようで辛いです。
しかし、何がいけなかったのか失敗から学び、新たな人生を歩んでいきたいのなら、辛くても一度は向き合わなくてはならない感情です。
好きなことを見つけるには、どんどん増やすのではなく‟減らす”。私の場合はこれでした。
人のことが気になるのは、おかしいことではないことを知っておく
たくさんの人の中で生活している私たちにとって、人のことが気になるのはおかしいことではありません。
ある本に、人を羨むのは悪いことではなく、その感情を抑えることが問題なのだと書いてありました。
程度が軽い悩みは人に話せるが、深い場合にはできない。
それならいっそ口に出して、自分は今こんな気持ちなのだと素直に認めてしまおうと。
5年生を担任したとき、意地悪を繰り返す女の子がいました。
何度か話をしたとき、「分かるよ、先生もそんなことあったから」と言うと、自分がしたことを認め少しづつ話をしてくれました。
子どもだって、大人だって、気持ちを抑圧するのはいいことではありません。
抑圧すると必ずその反動で前よりも激しい感情が生まれます。
人のことが気になったら気になったでさっさと自分で認めてしまいましょう。
その上でこれからどうしたらいいか落ち着いて考える。
羨ましいと思うことは、おかしいことではないと知っているだけで、悩みを軽くすることができます。
まとめ
人のことが気になるのは全くおかしいことではありません。
誰にでも生まれる感情です。
でも、一日中そればかり考えることは、本人もきっときついはず。
私は、自分の好きなモノ・コトを見つけると自然と他人が気にならなくなりました。
それには減らすこと。
いつからでも人は変われます!
おわりに
周りのことに左右されない心はとても穏やかです^^
まだまだ私もその途中ですが、みなさんも是非そんな心で毎日を過ごしてみませんか?
お読みいただきありがとうございました。