今日は、幼稚園の親子バス遠足の日でした。
ただ、あいにくの雨。
雨天時のスケジュールで、科学館に行くことになりました。
そこには、他にも同じように雨で遠足に行けなかった幼稚園、また学習の一環として来ていると思われる小学校など、5〜6つくらいの団体がいました。
科学館内は人で溢れていたのですが、
その中で、初めて会う子どもたちとの心温まるやり取りがありました。
こうするんだよ!と教えてくれた男の子たち
科学館の内容は、本来小学生高学年、それ以上の子どもたち向き。
幼稚園児には意味が分からなかったり、操作するのが難しいものもたくさんあります。
あるエリアで、四人一組で、画面を見ながら機械を操作をする、というものがありました。
年長の長男、
年少の次男、
小学生の男の子たち二人が一緒に座ることになりました。
画面が動きはじめ、私も子どもたちも操作の仕方が分からずにいると…
男の子のうちの一人が、次男に「このボタンを押すんだよ」と教えてくれました。
そして、途中も分からないことがあると、その都度お兄さんたち二人が、長男、次男それぞれに声をかけたり、代わりに操作してくれたりしました。
何年生?と聞くと、四年生だとか。
彼らの、自然体の優しさが、とても素敵でした。
先にいいよ!と順番を譲ってくれた女の子たち
科学館内には、いろんなコーナーがあり、
それぞれにたくさんの幼稚園児・小学生たちが集まっていました。
いろんな場所を回りながら、ある場所に並ぼうとすると…
長男と次男に気づいた小学生の女の子二人が、「先にいいよ」と声をかけてくれました。
自分たちより小さかったので、どうぞ、と順番を譲ってくれたのでしょう。
何年生か聞いてはいませんが、同じ四年生くらいかなと思います。
本当に温かい気持ちになりました。
幼稚園児と同じコーナーで盛り上がる六年生の子どもたち
下から出る大量の風によって風船やティッシュが浮かぶ、というコーナーがありました。
幼稚園児が楽しく遊ぶ中、
ある六年生の5〜6人の男の子たちのグループも、同じように盛り上がっていました(笑)
担任として働いていた時は、引率という責任がありましたが、
もうそんな立場でもない今、ただただ可愛い(笑)
幼稚園児と小学生が同じ空間で盛り上がっているという状況に、思わずクスっと笑ってしまいました♪( ´▽`)
子どもたちが無邪気に笑う姿は、いつ見てもいいものです。
おわりに
「最近の子どもは」
「近頃の子どもたちは」
よく聞く言葉です。
確かに、態度の悪い子たちもいれば、生意気なことを言ってくる子たちもいます(笑)本当に手を焼かせてくれました!
また、子どもに関する事件など、悲しいニュースを聞くこともあります。
ただ、子どもたちを一括り(くくり)にして「最近の子どもたちは(よくない)」と言うのはおかしいと思うし、
そう思うが故に、子どもたちの本当のよさに気づけないということもあると思います。
やっぱり子どもは子どもで、無邪気で可愛い。そして、それぞれに優しい心をもっている。
私は最近、本当に大切な部分は目には見えないと思うようになりました。
- テストで100点取った
- 片付けがきちんとできる
それらは目に見えますが、
- 人を思いやる心
- 頑張ろうとする心
それらは目に見えません。
本来、そういった目に見えない部分こそ大切にしたいことです。
目に見える部分だけ取り上げて「最近の子どもたちは」と言ってしまうのは本当に残念なことです。
今日の出来事は、私に、
- 子どもたちのよさは、目に見える部分で判断できない。数字で測れるものでもない。
- 人の内面にこそ目を向けよう。
そんなことに改めて気づかせてくれました。
雨で、遠足には行けなかったけれど…
素敵な出会いによって、とてもいい一日になりました☆
最後までお読みいただきありがとうございました。
科学館行かれて子供たちとの出会いがあったんですね^^
とても素敵なお考えです、
近頃の…というニュースでよく出される言葉、好きではありません。そう思うことによってそう見ようとしているみたいで…
私も気をつけようと思いました、いつも勉強させていただきありがとうございます!
さとりんさんありがとうございます^^
やっぱり子どもは子どもですね☆
なるべく子どもに偏見を持たせないようにするためにも、大人が偏った見方をしないようにしたいですね!