現在小1の娘。
いつからか、夜布団に入ると、その日あったことをあれこれしゃべり出すようになりました。
嬉しかったこと、嫌だったこと…
もともとおとなしい方ではなく、日中もあれこれしゃべっているのですが、
布団の中で静かな雰囲気になると、落ち着いていろんなことを思い出したり、考えたりするのでしょう。
その前に、誰が私の隣に寝るだの、お茶飲みたいだの…ひと悶着あります(-_-;)
いつもだいたい私が話を聞き、内容によってはアドバイスするといった感じです。
そこで先日、「ああ、これまで悲しくて泣いたことも、ちゃんと子どもの力になっているんだ」と思ったことがあったので、記事にします。
2学期に娘が泣いたこと2つ
以前記事にした、この2つの内容を覚えていますか?
〇前日の下校時の出来事がきっかけで、朝「怖いー」と泣き出し、私と一緒に登校して先生に話をしたこと
〇習い事のスイミングで怖い思いをし、先生にそのことを伝えたこと
私は、目の前に起こったことを現実と捉え、自分にできることをする。そんなふうに行動しました。
しかし、これらの出来事を、娘がどう受け止め、どう思っていたのかは分かりませんでした。
先日の出来事
先日、いつものように布団に入って話をしたときのこと。
詳細は省きますが、ある男の子がいろいろ言ってくるのが嫌で「学校行きたくない」と言うのです。
ここまで言うのも珍しいな~と思い、話を聞いていました。
私は「そっか~」と共感した上で、2学期の話をしました。
- 学校に行き、先生に伝えたことで、その後話をしてもらい、解決したこと。
- スイミングも、行って、嫌なことを伝えたからこそ、改善したこと。
「(娘が、何かしら)行動したからこそ」よい方向へ変わったんだ、ということを伝えました。
すると、それを聞いた娘は大きく頷きました。
「(前のこと、解決して)いい気持ちになったよ」と教えてくれました^^
それを聞いて、私は「ああ、子どもは一つ一つ着実に学んでいるんだ」と感じました。
心は目には見えないので、何も変化していないように見えますが、経験したことはしっかりと子どもの力になっている!
その上で、私は「じゃあさ、今度も何かやってみよう!先生に言うこともできるし、ママが連絡帳に書いてもいいよ。自分でやめてって言えるならそれもいいと思う。まだ何もやってないから、とにかく何かやってみよう!」と伝えました。
すると娘はこくんと頷き、翌朝は特に何も言うことなく、家を出て行きました。
帰ってきてから「どうだった?」と聞くと、「まあね~」と(笑)秋ごろの写真。
娘はよく、学校帰りに道端で花を摘んできてくれます^^
子どもたちに伝えたいこと
子どもたちに伝えたいことはたくさんありますが、その一つが「行動することによってのみ物事は変わる」ということです。
四年生を担任していた時、ある女の子がこんな言葉をくれました。
「やらなきゃはじまらない!」
とても素敵な言葉で、習字の上手い先生に大きく書いてもらい、当時教室に貼っていました。
今も、実家の旧私の部屋に貼ってあります(笑)
これから生きていく中で、きっといくつもの試練があるでしょう。(もちろん私も。)
そんなとき、ただ嘆くのではなく、とにかく何かやってみる。
やって失敗に終わることもあるかもしれませんが、それでも何もやらないこととは違う。
日頃の些細なやり取りの中でも、子どもたちにそれを伝えていくことはできるのだと、今回のことで強く思いました。
先週末、久しぶりに家族みんなで道の駅へ。
いつもは私一人で行きますが、その後用事があったため、みんなで。
これからいろんなことがあると思うけれど、一緒に乗り越えてゆこう!
おわりに
機嫌よく生きたい!と思って日々過ごしていますが、
大変でない日はありませんし、
イライラすることももちろんあります。
怒鳴る一歩寸前のことだってよくあります(笑)
たまには大声出します!人間だもの仕方がない♪ほんと葛藤の連続です!
もー!!!と思うことだってしょっちゅう。
でも、そんな中でも、子どもはちゃんと学んでいるのです!
心の成長は目に見えないだけに、本当に届いているのかな?と思うこともよくありますが、大人が一生懸命関わったことは、子どもにちゃんと伝わっています。
悲しくて泣いたことも、子どもはひとつひとつ力に変えているのだと感じました。
子どもの力を信じ、これからも粘り強く関わっていこう。
そう決意した出来事でした。
お読みいただきありがとうございました。