【食事作りをラクにする方法】レシピではなく「調理法」で料理する!

普段、食事作りでは、レシピをみることはほとんどありません。

理由は、

・本を開いてみながら調理するのは手間だから。

・一つ一つ分量を量って料理するのはとても時間がかかるから。

では何も考えずに食事作りをしているのか?

といえば、そうではありません。

・食材の美味しさを伝えたい

・家族が満足する献立にしたい

こんな思いは今もあるので、何も考えないで適当に作っているわけではありません。

‟レシピ”に代わる‟ある考え”を持ち、今はとてもラクに食事作りをしています。

レシピに代わる考え

レシピに代わる考え、それは『調理法』です。

素材を前に、「どんな料理を作ろうか?」ではなく、「どんな風に調理しようか?」と考えています。煮る?焼く?

サツマイモを例に説明すると、

本やネットでサツマイモを使った料理を検索し、書かれている通りに料理するのがレシピの考え方。「さつまいもの~」や「さつまいもと~の~」など名前がつくのが一般的です。

一方、サツマイモを前に「煮る?蒸す?焼く?揚げる?」を考えるのが調理法の考え方です。料理名はとくに存在しません(笑)

後者のほうが圧倒的に簡単です。

それは、レシピは無限にあるのに対し、調理法は数が決まっているから。

調理法の種類

調理法は、分類の仕方によって多少違いがありますが、主に次の8つです。

①焼く
②茹でる
③炒める
④揚げる
⑤煮る
⑥蒸す
⑦和える
⑧生
(これは調理法とはいえないかもしれませんが)

食材を前に、この8つを考えるだけです。

といっても無水調理の鍋を使っている私は、②の茹でるという方法はほとんど使いません。

また、シンプルな方が美味しいと思っているので、⑦の和えるというのも普段はあまり登場しません。

となると、基本的に6つの調理法ですみます。

私が好む調理法

私が好む調理法は『焼く』『煮る』『蒸す』です。

理由は、簡単だから。
簡単でないと日々の料理は続きません。

『焼く』は、私の場合、グリルを使うことが多いです。

『煮る』は鍋で。味噌汁もだしの中に具材を入れるという点では煮物と一緒だと考えています。

『蒸す』も同じく鍋で。無水鍋がなくても、水を多めに入れたり、蒸し器を使うとできます。

※『生』が一番調理は簡単ですが、まだ幼い子どがいるわが家ではあまり登場しません。もう少し子どもが大きくなったらたくさん登場すると思います。
(生野菜のサラダなど。食べにくいのも分かるので出しません。出すときは大人だけ。でも小1の娘は最近自分から食べたいというようになりました。)

献立を考える時は、‟調理法が重ならないようにする”とバランスがとれる

主婦の多くが悩む毎日の献立。私もそうでした。

でも、調理法が重ならないようにすることで、自ずと献立が決まるようになりました。

毎週月曜日の定番メニューで説明します。1.メインは牛肉、炒めて塩コショウでシンプルに。アスパラガスも付け合わせとして。(炒める)
2.生野菜を入れて栄養とボリュームアップ!(生)
3.栄養たっぷりの緑黄色野菜つるむらさき。子どもが食べやすいように。(蒸す)
4.汁物は味噌汁。(煮る)

ちなみに子どもはこんな感じ。
生野菜以外は同じ。適当に作っているように見えて、一応考えています(笑)

調理法を変えると食感も変わり、バランスが取れます。

 

別の日、焼き魚がメインの日。1.この日はメインはサバのみりん干しと決めていました。(焼く)
2.汁物はボリュームのある豚汁に。(煮る)
3・前日の蒸したほうれん草を胡麻和えに。(蒸す・和える)
4.かぼちゃがあったので子どもたちが食べやすい甘煮に。(煮る)

「煮る」が重なっていますが、これくらいは許容範囲。絶対全部違う調理法にしなければ!というのもまたストレスです。

できたら重ならないように~、くらいにラクに考えています。

メインを決め、その他のメニューは家にある食材を調理法が重ならないようにすると、自然と献立が決まります。

でも、レシピも必要!

じゃあレシピは必要ないのか?というと、そうではありません。

やっぱり必要!だと私は考えています。

プロの考えた料理のレシピは、何度も施策を重ねでき上がったものです。

レシピ通りに作ると美味しく出来上がった!ということは多くの人が経験があることではないでしょうか。

レシピはレシピで、本当にすごいものだと思います。

小松菜と豚肉を前に、凡人の私には、こんな料理絶対に思いつきません!
お昼ご飯の定番、豚肉と小松菜のあんかけやきそば。
(栗原さんのレシピをもとに具材を用意しやすいものにかえています。もとのレシピはネットで検索できます。)

一度、あんの調味料を計らずに作ったら、おいしさが半減しました。

具材の種類や量は自分なりにアレンジしても、調味料だけは計量が必要と分かり、それからは毎回きちんと計っています。

牛肉も、こんなおしゃれな料理、自分には思いつきません!『定食屋の定番ごはん』よりハヤシライス。家族みんな完食しました!

読んでよかった!「料理」についてのおすすめ書籍6冊。今日は「料理」について、私が読んでよかった本を6冊紹介します。 もし読んだことのある人がいたら嬉しいです^^ 1.ごちそうさまが...

栗原さんんがビーフシチューに水切りヨーグルトを乗せていておいしかったので、ハヤシライスにも乗せてみました!美味しい!
子どもと夫は乗せませんでしたが(笑)

調理法だけでも料理は完成しますが、レシピがあると料理の幅が広がります♪

おわりに

毎日の食事作りをラクにする方法。

それは『調理法』という考えをもっておくこと。

普段は、その方が圧倒的にラクに料理ができます。

しかし、プロの考えた『レシピ』はよく考えられたもので、私たちには考え付かないものもたくさんあります。

調理法だけで料理をしてるとだんだんマンネリ化し、そんなときにレシピは自分の料理に変化をもたらしてくれます。

レシピと調理法、どちらの考えも持っていると料理の幅が広がり、より楽しめるな~と感じています。

お読みいただきありがとうございました。

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ABOUT ME
ミモザ
1984年生まれ。3人の子ども(女・男・男)の母。転勤族の夫との5人暮らし。 22歳で小学校教師となり、担任として忙しくも充実した日々を送る。 約5年間働いた後、3人の育児休暇に入る。そこで思い通りにいかない子育ての壁にぶち当たる。生きてきた中で最も「自分の未熟さ」を知ることになる。 何年も満たされない日々だったが、家の片付けと読書を機に、『自分の人生は自分で変えられる!』と気づく。そこから毎日が変わっていった。 2018年3月に退職。

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