わが家の工夫・対応策

子供が自ら進んでお手伝いできるようにするための親の関り方

子どものお手伝い、みなさんはどんな風に考えていますか?

  • 毎日必ず何かをさせる。
  • 一つ仕事を決める。
  • 時間がかかるからさせない…

たくさんのやり方、考え方があると思います。

今日は、子どもに自らお手伝いできるようになってほしい!と思う私が、親の関り方について考えを書いてみたいと思います。

私のお手伝いに関する考え方

私は子どもたちに、積極的にお手伝いさせたいと考えています。

しかし、子どもたちが生まれて今まで、「お手伝いをしなさい」と言ったことは一度もありません。

それは、子どもたちに仕事をする楽しさ、人の役に立つ喜びを感じてほしいから。しなさいと言われて無理やりしても、そんな心は十分に育たないだろうと思っているからです。

わが家の子どもたちの様子

そんな風に育ったわが家の子どもたちがどんな様子なのかというと、お手伝い大好き!

一番人気は、料理や米とぎ。

洗濯物たたみや風呂掃除、ごはんつぎ、箸並べ…一通りやったことがあります。

先日は、お風呂掃除の仕事を、長女と長男で取り合いしていました(笑)

昨日は、2歳の次男が「ハーイ!」とお風呂掃除(笑)

また、ご飯の時間になると3人のうち誰かが箸を並べます。別の誰かが料理を運ぶ仕事。

先日、2歳の次男がカレーだと分かるとスプーンを並べていて感心しました。

夏休みのお手伝い、長女は毎日のように米研ぎ。 長男は引き下がり、お風呂掃除をしています(笑)

子どもへの関り方

いつも子どもたちがそんな風に意欲的に取り組んでいるかと言えば、そうではありません。

遊んでいる時やテレビを見ている時は、声をかけてもやりません。

でも、私たち大人だってやりたくない時もある!

だから、無理強いはしません。

は~い、分かった~と一言。そんな時もあるよね、と認める。

でもやってくれた時は
ありがと~!
助かる~!
〇〇のおかげで気持ちよくお風呂入れるよ!
〇〇が研いでくれたご飯おいし~!
などと褒めます(笑)

子どもたちの嬉しそうな表情と言ったら(′∀`)

自分の子ども時代

私は子どもの頃、料理以外のお手伝いが好きではありませんでした。

何か頼まれても、え~嫌だ~となかなか重い腰が上がりませんでした。

考えてみると、母親の都合・タイミングで頼まれていたような気がします(笑)

"仲の良いきょうだいを育てる"という点では上手く関わっていた母も、"自ら進んでお手伝いする子どもを育てる"という点では上手だったとは言えません(笑)(でもだからこそ、今のこの自分の考えがあります^^)

特に、食器洗いは大キライ。

それは、母がよく「食事の後片付けが大変」と言っていたのが大いに影響しています(笑)
気づいだ時にはもう“皿洗い=負のイメージ”でした(笑)

だから食洗機にはかなりのこだわりがある私です(′∀`)

もしも家を建てたらこんなの!ともう妄想しています♪(家を建てる予定はないですが)

置き型はパナソニック一択

子どもが皿洗いを嫌いにならないよう、私は皿洗いイヤだと口には出しません(笑)

それができているのも食洗機のおかげです (´▽`)

衝撃だった、友人のお手伝いをする姿勢

中学生の頃、友人宅に遊びに行っていたときのことです。

外に行くことになったのですが、友人が「ちょっと待って、皿洗うから」と。

衝撃でした(((( ;゚д゚)))ごく普通に、自然に言うのです。

友人の両親は、二人とも高校の先生。

忙しく働いていた姿を小さなころから見てきたことが、その姿勢に繋がっているのかもしれません。

数年前、改めてその友人に話を聞くと、「大きくなったらきょうだいで当番とか決めてやってた気がする~」と言っていましたが、決して強制的ではないようでした。

子どもたちのこれから

今は気持ちよくお手伝いをしてくれている子どもたちですが、今後もずっとそれが続くとは思いません。

今のやり方が通用しなくなる時もいつかくるでしょう。

でも、人の役に立つ喜び・仕事をした後の達成感・家族の一員だという意識、そういうものは忘れずにいてほしいから、基本的には強制はしないつもりです。

また、手伝いをするときの子どもたちの気持ちが "誰かのため""自発的"ならば嬉しいですが、"しないと怒られるから""本当はしたくないけどしぶしぶ"だったら嬉しくありません。

一時的にやったとしても、その状態が長く続くとは思えません。

子どもたちの心も育たないでしょう。

ルンバをかけた後雑巾をかけました。 子どもたちもみんな雑巾を持って手伝ってくれました♪ 子どもたちは遊び感覚。でも今はそれでいいと思います。

おわりに

      • 米とぎをすると、結構な量のお米がシンクにこぼれます(笑)
      • お風呂掃除をしても、磨き残しがあります(笑)
      • ハンバーグ作りをしたい!とやってもらうと、台や床にはタネが落ちます(笑)
        内心は見つからないでやりたい(笑)

子どもにお手伝いをさせると、時間もかかり、手間も増えます。

ですが、

      • お米は後で集めてそっと入れたらいい。
      • お風呂は後でこっそり磨き残しを掃除したらいい。
      • 飛び散ったハンバーグのタネは拭けばいい。

それよりも、「役に立ちたい!」「喜んでもらえて嬉しい!」という純粋な子どもの意欲を大切にしたいのです。

それによくみていると、子どもたちなりに毎回改善しています。その過程も大切。

大変だけど(笑)、時間はかかるけれど(笑)、できる限り子どもたちの要求に応えていきたいと思います^^

ちなみに私は子どもの頃、料理のお手伝いだけは好きで、それだけは頼まれなくともやっていました^^それが今の料理好きに繋がっているのかもしれません♪

 

お読みいただきありがとうございました。

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ABOUT ME
ミモザ
1984年生まれ。3人の子ども(女・男・男)の母。転勤族の夫との5人暮らし。 22歳で小学校教師となり、担任として忙しくも充実した日々を送る。 約5年間働いた後、3人の育児休暇に入る。そこで思い通りにいかない子育ての壁にぶち当たる。生きてきた中で最も「自分の未熟さ」を知ることになる。 何年も満たされない日々だったが、家の片付けと読書を機に、『自分の人生は自分で変えられる!』と気づく。そこから毎日が変わっていった。 2018年3月に退職。

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