朝って本当に忙しい!
子どもが、自分のことは自分でやってくれると助かる!
でも現実は・・・
最近は温かいお布団がとても気持ちよく、わが子もなかなか起きてきません。
小1の娘は7時45分出発なのに、ほおっておくと7時過ぎまで寝ています(笑)
ついつい大きな声を出しそうになりますが、きっと親としてできることはたくさんある!
そう思うようになってからはあれこれ試しています。(上手くいくこともあれば、上手くいかないことも)
今日はその中で、やることを絵や文字に表し、視覚化していることについて書いてみたいと思います。
わが家に貼ってあるもの3つ
子どもが朝の準備をスムーズにできるよう、大きく分けて3ヶ所、「絵」と「文字」でやることを書いて貼っています。
一つずつ紹介します。
①ダイニングテーブル横:子どもたちが朝することはこの5つだけ!
トイレ→顔洗い→朝食→歯磨き→着替え
(2歳の次男には、顔を洗ってる絵が泣いているように見えるようです(笑))
朝子どもたちがやることをパッと見て分かるよう、絵に表しました。
(画像はインターネットを参考に。印刷が面倒だったので手書きしました。)
数が多くても分かりにくいので、5つに絞って!
5つだけなら7時すぎに起きても十分間に合います(笑)
やることが分かっている!というのは何だかとても安心感があります!
分かっていないと、あれもこれもやっていない…という気持ちになってしまいます。
幼稚園の参観に行ったとき、幼稚園での準備を絵にしているのを見て、参考にしました。
親も、子どもと一緒にどこまでやったか確認できるので、分かりやすい!
夫だって分かる!!!
※作る時は、家庭の状況や子どもの年齢に合わせて無理なくできるように。
②子ども部屋:小学生の娘が「朝すること」と「帰ってきてすること」はこれ!
※子ども部屋、といっても子どもたちの道具を置いているだけの部屋です。(リビングの隣)
最近娘が、「できたらままにぎゅーしてもらう」と書き加えました(笑)
朝の方にも書いていましたが、最近書き替えました。
学校に行く前と帰ってから、「〇〇はもうやったの?」「〇〇してないんじゃない?」などと口に出すのが嫌になり、紙に書くことにしました。
私も毎回あれこれ考えずにすみ、書き出すことの大切さを実感しています。
ただ、これを毎回娘が見て、完璧に準備できているかと言えば…そうではありません(笑)
名札はほぼ毎日ついていません(笑)私がつけることの方が多いです(笑)
③玄関:学校へ行く前に最終チェック!
小学5年生を担任していた時、一年間だったか五年間だったか、一度も忘れものをしたことのない女の子がいました。
その子がやっていたことが『毎日持っていくものを玄関に書いて貼っている』ということでした。
その子が書いていたのは「ハンカチ、ティッシュ・・・」だったと思います。
自己管理ができてる子は何かしらやっている、そんなことを感じました。
わが子は既に、もう何度も忘れ物をしています(笑)
でも、ここに貼っておくことで、娘だけでなく私も意識できます。
今日すっかり水筒の準備を忘れていたら、これで気が付きました!
「字」よりも「絵」がいい!
大人でも、絵や図にしてあるとパッと見て理解できると思います。
子どもならなおさらです!
できれば「絵」がおすすめです!
重要ポイント!「決めるのは子ども自身」
子どもと関わる上でとても大切なポイントがあります。
それは「子ども自身が決める」ということです。
①を例に話をします。これです。
母「朝起きて幼稚園に行くまでにやることってどんなことがある?」
子ども「トイレ!朝ごはん!着替え!」などなど。
また、この順番を決めたのも子どもたちです。
母「着替えと歯磨きどっちが先がいい?」
子ども「洋服が濡れるから歯磨きが先がいい!」
この子ども自身が決定を下すというのが大変重要で、自分が言ったことであれば後で言い訳できません!
(学級経営でも、とても大切にしていました)
あれこれ言ってきたとしても「自分たちで決めたことでしょ」の一言で一喝!
といっても大変そうだな、と思えばまた話し合います^^そこは臨機応変に。
年齢が小さければ質問を二択にしたり、
もっと大きければ自分たちで話し合いをさせても。
絵が好きな子であれば実際に絵を書いてもらってもいいと思います。
とにかく自分たちの問題!という意識を持たせることが大切です!
もし子どもができていなかったら、その場ではなく、別の機会に話しをする。
子どもと一緒に話し合い、絵を貼った。
それでその後ずっとスムーズに朝準備できるようになるかと言えば、そうではありません!
はじめは子どもたちも気合が入っているけれど、子どもだって人間。だんだん怠けてきます。
・顔を洗っていないこともある。
・パジャマが脱ぎっぱなしのときもある。
・時間がおしてしまうこともある。・・・
でもそんな時にその場で怒鳴っても何も解決しません!
何度も実証済みです( ̄‥ ̄)!どや顔でいうことではありませんが。
その場は快く手を貸す。
そして別の落ち着いた機会に話をする。
「最近朝の用意が遅いと思うんだけど〇〇はどう思う?」
「どうしたらいいかな?」
その方がよっぽど子どもの心に響くと思いませんか?
考えてみてください。
自分が家事をやっている横で、旦那さんから「どうしてまだやってないんだ!」と怒鳴られて、素直に悪かったと思えますか?
これから気を付けよう、と前向きな気持ちになれますか?
・子どもができていなかったらその場はさらっと言う程度にして、後で時間をとって話しをする。
・一度でできるようになる、なんて思わない。
そんな風に柔軟に対応したいものです。
おわりに
忙しい朝、いろいろ言いたくなる気持ちはよく分かります。
でも、その場であれこれ言ったってほとんどいいことはない。
朝の支度には私も随分悩み、友人に話を聞いて、一時はこういうものも作っていました。
でも、友人の子はこれで上手くいっていても、大雑把な両親のもとに生まれたわが子には、これはとてもレベルが高かった・・・
しばらくしてすぐ使わなくなりました(笑)
そんな過程を経て、現在に至ります。
わが家には今の方が合っています^^
でもそれも、約一年前に作ったもの。
最近、怠けてきたなーと感じているところです。
この辺で一度、家族会議!立ち止まって話し合う時間が必要だな~と感じている今日この頃です^^
お読みいただきありがとうございました。