「ほとんど着ない服は捨てましょう!」
「新しい洋服にはエネルギーがある!」
「ボロボロの靴は捨てましょう!」
「おしゃれは足元から!」
みなさんも、一度は耳にしたことがあると思います。
私も、以前はその考えを信じ切っていました。今も、おおまかには賛成です。
ただ、たくさんの洋服・靴・生活雑貨…それらを処分してしばらく経った今、以前とは少し考えが変わりました。
今日は、今現在の私の考えを書いてみたいと思います。
捨てようと思った服も、川遊びで役立った!
年中の次男が夏休みに入る直前の7月中旬、「最近洋服が増えてきたな~」と、手持ちの服を見直すことにしました。
その中で、ここ3~4年着た覚えのない短パンが。
処分を迷う服がある中、その短パンは何年も着ていなかったため、即処分の判断がつきました。
それから数日後、家族で川遊びに行くことに(短パンはまだ捨てていなかった)。
その時に「何着て行こう?私も水に入りたいな」と考え、適当だったのが、その短パンでした。
おかげで、水に入って気持ちよく過ごすことができました。また、処分してもいいくらいのものだったので、気兼ねなく使えました。
その時私は「日頃着ない服でも、場合によっては役に立つんだな~」「汚れてもいい服も、必要なときもあるんだな~」と感じました。
ボロボロの靴だと、子どもと遠慮なく遊べる!
ボロボロにも程度があると思いますが…。
私は、"真新しい真っ白なスニーカー"よりも、"ボロボロの?少々傷んだ?靴"の方が、子どもたちと遠慮なく遊べます。
泥遊びや虫探し、新しい靴を履いていると「汚さないで!」と言葉が出てきそうです(いや、確実に出ます)。
「靴はいいものを履きなさい」と言われたこともありますし、その意味も理解できます。
ただ、幼い子どもがいる場合だったり、確実に汚れると分かっている状況では、必ずしも新しい靴がいいとは言えない、と感じています。
もちろん、おしゃれが好きで、「どんな時もきれいな靴!」というのも、それはそれで素敵です。
ですが、私はそれでは落ち着きません。靴のことが気になって、子どもたちとの遊びに集中できないでしょう。
「自分が何を大切にしたいか」によって、履く靴も変わってきますね。
ちなみに、一人でのお出かけなどは、お気に入りの靴を履きます。
ボロボロの洋服が、超役立つときもある!
私の親戚は農家です(農家でなくても、田舎はだいたいどの家庭も田んぼを持っていて、お米を育てています)。
毎年6月下旬になると、熊本まで田植えの手伝いに行きます(夫の仕事があるため土日だけですが)。
その時は、"田植え用"の着古したシャツやジャージ、エプロンなどを着用します(全て母のお古)。
作業中たくさん泥がつくので、洗っても、完璧にきれいにはなりません。また、連日あるので1セットでは足りません。
実家には、"田植え用"の洋服が、女性用・男性用と数セットずつあります(夫も参加しています)。
一年に一度しか使わないものですが、確実に必要なもの。処分することはできません。
そして、ボロボロだからこそ気兼ねなく作業でき、超役に立ちます。
おわりに
ほとんど着ない服やボロボロの靴は捨てた方がいいのか?私なりの考えを書きました。
結局は、「自分がどうしたいか」をよく考えて決めることですね。
ボロボロの靴、着古した服、ほとんど着ない洋服…、それらが必要な人もいれば、不要な人もいる。
絶対にこれがいい!という答えはないのだと、今は思っています。
片付けをする際、本やネットを見て「〇〇にこう書いてあったから」と判断をするのではなく、それはそれとして、「では自分にとって本当に必要か?」をよく考えて判断したいですね☆
最後までお読みいただき、ありがとうございました。