前回、子どもたちに伝えたいお金のこと3つについて記事を書きました。
今日は、小四・小二・年長児のいるわが家の子どもたちのお小遣いについて、具体的に書いてみたいと思います。
一つの例として読んでもらえたら幸いです。
子どもたちのお小遣いは、固定給+お手伝いによる上乗せ
お小遣い制度を始めたのは、昨年、長女が三年生になってから。
それまでは、
「必要なものは親が買う」
「お互いの実家から好きなものを買ってもらうこともある」
「お年玉の一部を自由に使ってもよいことにしていた」
お小遣いの必要性をあまり感じていませんでした(学校から帰ってから遊ぶのも基本的に社宅内。それに、まだまだ子育てが忙しく、考える余裕もなかった)。
コロナによる長引く休校中、"お手伝いをしたらお金をもらえる"という取り組みがきっかけで、お小遣いも与えてみようと始めました。
▼詳しくはこちらをお読みください。
以前読んだ本を参考に(本の題名は忘れました)、固定給+出来高に応じた報酬(お手伝い)という形でお小遣い制をスタート。
【固定給(スタート時)】
長女(小三):500円
長男(小一):300円
次男(年中):100円
今年は一つずつ学年が上がり、それぞれ固定給が100円ずつアップしています(今後も、学年が上がるにつれ100円ずつアップする予定です)。
また、お手伝いは、夏休みや冬休みの長期休暇が基本で、学校がある日はやらないことの方が多いです。
一年程やってみた感想はというと?
なかなかいいです!今後もこの形で続けていこうと思っています。
整理整頓とお小遣い支給をセットに!
一か月に一度は、子どもたちにも身の回りのを整理整頓してほしいと思っています。
ところが、なかなか自らはやりません(笑)
なので、子どもたちが大好きなお小遣いとセットにすることを思いつきました(笑)
「身の回りの整理整頓ができたら、その月のお小遣いを渡す」ということにしています。
【整理整頓する場所】
長女:学習机と学習用品等をしまっている棚
長男:学習用品等をしまっている棚
次男:おもちゃ等をしまっている自分専用のケースの中
子どもたちは嫌でも整理整頓をするので、なかなかいいですよ!(笑)
整理整頓&お小遣い支給のタイミングは、月末を設定しましたが…
親も子ども達も忘れていることが多く^^;ズレることも多々あります。
ただ、「整理整頓」と「お小遣い支給」はセットです!
お小遣いを通して学んでほしいことは、価値あるお金の使い方!
なぜお小遣いを渡すのか?
それは、子どもたちにお金を使う経験を通して、価値あるお金の使い方を学んでほしいからです。
どんなにお金を持っていても使い方が下手な人もいれば、そんなに多く持っていなくても上手に使ってよりよく生きている人はいます。
要は、使い方なのだと思います。
そのためには、頭で考えているだけでは分かりません。
実際にお金を使って失敗し、そこから学び…「よかった」「よくなかった」と体感しないと分からないと思います。
そのため、子どもたちのお小遣いの使い道は、純粋に、子どもたちの好きなもの。学習道具など必要なものは、今も親がお金を出しています。
子ども達が自分のお小遣いの額を確認し「これ買おうかな?」と考えたり、
ネットをみて値段を比較したり、
きょうだいでお金を出し合って一つのものを買ったり…
そんな姿を見るのは、なかなかいいものです^^少しずつ学んでくれているのかなあと思います。
近頃は、図工好きの長女はポスカを買ったり、三人一緒に釣り具を買ったり(笑)ちゃんと自分たちが使うものにお金をかけているんだなーと感じます。
昨年は、長女と長男でお金を出し合ってクッキーをお取り寄せしたこともありました☆
私たち大人だって、「ああ無駄だった」と今でも失敗することはあります。
ついつい口を出したくなりますが、大きな心で見守りたいですね。
おわりに
わが家のお小遣いについて書きました。
子ども達を見ていて、お小遣い制度を始めるのは、小学2年生くらいからで十分かな~と思います。
年長の次男にはまだ早いのですが、歳の近いわが家の場合、次男だけなしというわけにもいきません^^;。
また、お小遣い帳も、やろうと思いながらまだやっていません。
とにかく、
- お金を使うことは楽しい!
- だけど、使えるお金には限りがある。
- だからこそ、自分たちが本当に大切なもののためにお金を使おう。
この3つが伝えられるよう取り組んでいきたいと思います。
お小遣いの額や取り組み方等は、家庭や周りの環境等で変わってきます。
子育て全般にいえることですが、コレが正解、というものはありません。
やってみて、子どもたちの様子を見てよくなかったら改善する。
ある程度大きくなれば、子ども達と話し合いながら取り組むこともできます。
柔軟に対応していきたいですね。
それから、子どもたちはお金に興味があるらしく、お金についての本も読んでいます。
また、長女は大人用の本にも興味を示し、少し読んでいます。
身の回りのことに関心をもって学ぼうとしてくれるのは、とても嬉しいことです。
お金のことも、子育ての一つとして、親子一緒に考えていけたらと思っています。
参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。