宿題をする子としない子の違いって、一体何なのでしょうか?
今年、3番目の次男が小学生になり、わが家には3人の小学生がいます。
宿題の取り組み方も、3人それぞれです。
この記事では、教師時代には見えなかった「宿題をする子としない子の違い」について、3人の子育てを通して分かってきたことをまとめます。
昔の私のように「なぜわが子はこんなに宿題が嫌いなのか?」「自らやろうとしないのか?」といった悩みを解決するヒントになれば幸いです。
わが家の様子
本題に入る前に、まずはわが家の様子から。
長女の様子
現在5年生の長女。
一年生の時は本当に宿題で苦労しました(笑)
↑今読み返しても本当に懐かしい^^私頑張ってたな~
2年生くらいから「宿題をやりたくない!!」と泣きわめくことはなくなりましたが、今も、「自ら進んで宿題をやる」という感じではありません^^;
だいたい「あ、もう時間がない」となって始めているように感じます。
長男の様子
三年生の長男。
おやつを食べたら自ら学習道具を出し、静かに宿題に取り組む姿は、一年生の時から変わらずです。
たまに「音読忘れてた!」というときもありますが、気づいたらすぐにやっています。
次男の様子
一年生の次男。
「長男と同じように自ら宿題をやってくれたら親としては助かるな~」と思っていましたが、そう甘くはありません(笑)
なかなか自分からはやりません(笑)
平仮名や算数、教えたことはすんなり吸収してくれるな~と感じますが、始めるまでに時間がかかったり、やっている途中に気が散ったり…気まぐれです(笑)
こんなに集中しているのは一瞬(笑)すぐに消しゴムのカスで遊んだり、余白に落書きしたり(笑)
宿題をするかしないかは○○の問題
こうして3人の姿を改めて書き記してみると、「3人とも昔から変わってないな~」と感じます(笑)
私が三人の子育てを通して感じていることは、『宿題をするかしないかは、個人の性格の問題』だということです。
親の関わり方やきょうだい関係も多少はあるかもしれませんが、大部分は本人の性格によるものだと感じます。
親として、スムーズに宿題をやってくれるのが一番ラクではありますが、他人の力が及ばない、子ども本人の生まれもったものがあると感じています。
そのため、「よその子の様子を聞いて、親が必要以上に自分を責めなくていい!」今ではそう思っています。
大切なのは、その子にあった対応
子育て全般に言えることですが、やはり大切なのはその子に合った対応です。
一年生の次男は、なかなか自ら宿題を取り組まないので、プリントと筆箱をテーブルに出すところまでは私がやっています。
長女は、五年生になり、さすがに私が学習道具を出すということはありませんが、「今日の宿題は?」と声かけしたり、計算ドリルの内容を理解しているか、漢字が合っているかなど、たまに見たりはしています(分かってない時は教えます。嫌がられますが(笑))。
基本的に宿題に手のかからない長男も、校区の球技大会の練習→習い事(習字)のときは宿題が追い付かず「計算ドリルの問題書いてー(筆算20問)」というので、問題のみ私が書きました。
「宿題はこうあるべき!!」
「子どもの学習のやり方はこうじゃなきゃ!!」
そういう決めつけをせず、その子自身を見て、柔軟に対応したいものです。
おわりに
三人の子育てを通して分かってきた「宿題をする子としない子の違い」について私なりの考えをまとめました。
長女で宿題に非常に苦労したからこそ、長男は拍子抜けするくらいラクでした(笑)
三番目の次男に対しても、「(大変だけど)長女ほどでもない」とドンと構えていられます(笑)
そして、親の影響の及ばない「個人の性格の問題」ということが体感として分かってきたからこそ、必要以上に悩まなくもなりました。
苦労した経験があるからこそ、同じことで苦労している人の気持ちも痛いほど分かります(三人とも長男みたいだったら、親の関わり方の問題なのでは?と思ってたかもしれません)。
こう考えると、これまでの自分の経験は、一つも無駄じゃなかったんだな~と思います。
私の経験が、誰かのお役に立てれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。