今回は、子供の「片付けない」ということに対する、私の考えを書いてみたいと思います。
- 子どもがいると片付かない…
- 布団で遊ぶのはやめてほしい…
- ダンボールを使って家の中で遊ばれるのはイヤ…
これは全て私の気持ちです。
でも、子どもたちには子どもたちの気持ちがある。
今は、そんなふうに考えるようになり、片付けだけが全てじゃない!と思うようになりました。
私は、子どもの頃は片付けのことなんかあんまり気にしたことはありませんでした。
布団で遊ぶのはとっても楽しく、はしゃぎながら遊んだことは今も覚えています。ダンボールなどを使いダイナミックに遊ぶのも大好きでした。
そんな気持ちもあって、子どもたちにそんな遊びを禁止したことはありません。
たまにこっちに余裕がないときはキーっ(ノ`Д´)ノとなるときもあるけれど、先日、やっぱりそれでよかったのかなと思ったことがありました。
リサイクルに出すために部屋に置いていたダンボール
実家から届いた、荷物の入ったダンボール。
だいたい子どもたちに見つかると、遊びの対象になります。
片付けのことを考えると積極的に渡したくはなく、今回も畳んでリサイクルの日まで奥の部屋にしまっていました。
しかし、4歳の長男がすぐに見つけ「使っていい?」と聞いてきました。
私もしぶしぶ「いいよ」と答えました。
ダンボールから生まれる遊び
どんな風に始まったのかは分かりませんが、長女も参加して二人でかなり集中して遊んでいました。
それがこれ。
大人から見てもワクワクするくらい楽しい遊びです♪(試行錯誤する過程がまた楽しい!)
遊んでいるとき、ケンカが…
私は、キッチンで晩御飯の支度をしていました。
すると途中ケンカが怒りました。
でも、私は敢えて気づかないふりをしていました。
すると、しばらくして長男が「ごめんね」と謝り、すぐに長女も「ごめんね」。そしてまた二人仲良く作業を続けていました。
私は思わず、クスっと笑ってしまいました。
後日の出来事
後日、私は上二人に、自分たちで仲直りできて感心したよ!(実は聞いてたよ!)ということを伝えました^^
二人ともにっこり(*´∇`*)
その後お風呂に入っている時、上二人が些細なことでケンカをしました(その時は姉の方から)。
その場ですぐには仲直りできませんでしたが、上がった後に長女が弟に謝り、自分たちで仲直りできたようです。
とても心温まる出来事でした^^
ふと考えてみると
そういえば最近、きょうだいゲンカが少なくなってきた気がします。
一時はあんなに大変だったのに、気づけば少しずつ相手の気持ちが分かるようになり、自分の過ちを素直に認めることができるようになってきました。
子どもが3人いて、なかなか手をかけてやれないと思うこともあるけれど、子どもたちはそんな中でもきょうだい間で色んなことを学んでくれているのかな、と思いました。
子どもたちだけで完璧に片付けることはできません(いつもいくつか落ちています笑)。
でも、きょうだい仲良く遊んでいる姿を見ると、ダメとは言えません。
子どもの遊び・片付け問題
- 布団で遊んではダメ
- ダンボールで遊んではダメ
- おもちゃはここに入る量だけ
- 片付けられるだけ出しなさい
これらを徹底すれば、部屋のキレイはいつも保てるでしょう。
でもそれは大人側の意見であって、まだまだ幼い子どもたちは片付けのことなんて考えずワクワク遊びたい。
本来、子どもってそんなものではないでしょうか?
おもちゃだって、とにかく何でも遊んでみたい!色々やってみながら自分の好みが分かっていきます。
一時は私もおもちゃの量を制限したことがあります。
でも3人とも好みは違うし、男も女もいればそれなりに量は増えます。
どのおもちゃもそれぞれ面白さが違います。
積極的におもちゃを増やすことはしませんが、幼いうちから「ここに入る量だけ!」とビシッとラインを引くやり方には少々疑問を持つようになりました。
片付けは、やんわり伝えていく
では、子どもたちの好きなように遊ばせるかというと、そうではありません。
家は、子どもたちだけのものではありません。
私や夫は、すっきりと暮らしたいという思いを持っています。
だから、その想いは常に伝えていく。
- 片付けをすると気持ちがいい。
- 片付けないとケガをする。
- 散らかっていると探し物が見つからない。
子どもたちもキレイは好きです。
片付けの意味も伝えつつ、家族の兼ね合いの中で"みんなが過ごしやすい家にするために自分たちも守らなければならないことがある"と少しづつ感じてくれたらと思います。
これは、数日で答えがでるものではありません。
子どもたちが大人になった時、片付けも遊びもどちらも大切だと思ってくれたら嬉しいです^^
おわりに
大人が家をきちんと片付けようと子どもの遊びを制限すると、子どもの創造力の芽を摘んでしまうかもしれません。
布団やダンボールなどの片付けはまだ幼い子どもだけでは十分にできないけれど、それでも子どもがワクワクすることはなるべくさせてあげたいと思います。
子どもの遊び・片付けは、やっぱり白黒つけられないと思った出来事でした。
お読みいただきありがとうございました。