2021年の夏、長女は10歳になりました。
先日は、短い時間ではありましたが、小学校の二分の一成人式もありました。
長女が生まれて10年。私が今感じていることを書きます。
近所のおばあちゃんの気持ちが分かる!
赤ちゃんをベビーカーに乗せて歩いていたり、2〜3歳くらいの子どもを連れていたりすると、
近所のおばあちゃんが話しかけてきて、「今が一番いいわよ~」みたいなことを言われたことがありませんか?
私は何度かあります。
その意味は、当時分からなくもなかったのですが、「そうなのか〜。でも大変!」という思いが強かったです。
ですが!
娘が10歳になった今、近所のおばあちゃんの気持ちがよく分かります!
一年生のときは「学校行きたくない」とあんなに泣いていた娘が、半年前の転校ではとてもたくましく成長していることが分かりました。
もちろんそれは嬉しいことだったのですが、
同時に「ああこうやって手が離れていくのか」と感じました。
一番下の次男は現在年長。まだまだ幼い部分がありつつも、今後もう手が離れていく一方なのかと考えると、寂しくもあります(笑)
今は「ママが一番好き〜」と言ってくれますが、それもあと何年続くことか…(笑)
二年生の長男も、今は無条件に私の膝の上に乗ってきてくれますが、後何年そうしてくれることか。
長男に「いつまで抱っこさせてくれる〜?」と聞くと、今は「ず〜っと!」と言ってくれますが…それはないでしょう(笑)
あんなに前は「お願い一人にして!」と思っていたのに…
ママママ〜と駆け寄ってきてくれる期間は、実はそう長くないのかもしれません。
10年ってあっという間
子どもが小さい頃は、少し大きなお姉さんやお兄さんを見て、
「わが子も早く大きくならないかな〜」
「早く幼稚園に行くようにならないかな~」
「早く小学生になってくれないかな~」
などと思っていました。
ですが、実際に娘が10歳になった今振り返ってみると、あっという間だったように思います。
娘は現在4年生。いつの間にか、もう小学生の折り返し地点を過ぎています。
また、以前は「子ども=お世話する対象」といった感じでしたが、
いつの間にか「子どもたち=共に日々を楽しむ仲間」になっていました。
自分の両親と話をすると「中学生にもなれば、部活や友達との約束で親と一緒に旅行とか行かなくなるよ~。楽しむなら今のうちよ~」と。
子育てを終えた両親の感想としては、人生における子育ての期間はあっという間なのだそうです。
10年の間にはいろんなことがあった
といいつつも、これまでの思い出を一つ一つ振り返ったり、写真などを見返したりすると、やっぱりいろんなことがありました。
長女が生まれて、初めての育児に日々戸惑い、いちいち不安になったり、
長男が生まれて、育てやすさに驚いたり(長男は基本穏やか)、
次男が生まれて、(よく三人目はただただ可愛いというけれど)やんちゃすぎてビックリしたり(笑)
その間にも、三回の引越しをし、いろんなところへ出かけたり…
どれも、かなり昔のことのように感じます。
やっぱり、この10年の間にはいろんなことがありました。
おわりに
子どもの成長を嬉しく思う反面、寂しさも感じるようになり、近所のおばあちゃんの気持ちが分かるな~と思うようになった今日この頃。
また10年前に戻ってもう一度同じ生活をしてみたいか?と聞かれたら、それは迷わずNOですが…(笑)
子育てにどっぷりと浸かったこの10年間は、本当にかけがえのない日々です。
大変なこともいっぱいあったはずなのに、過ぎてみるとよい思い出と化しています(笑)
一日として無駄な日はなく、今の家族があるのは、
大変なこと、嬉しいこと、悲しいこと、楽しいこと、辛いこと…
これまでの一日一日があったからです。
これからも子育ては続きます。
この先どんなことがあるのかは分かりませんが、
「今しかない子ども時代をしっかり胸に刻んでおきたい。今の可愛い姿をしっかりと目に焼き付けておきたい」
娘が10歳になった今、改めてそう思いました。
そしてもちろん、「前はよかった」ではなく「今が一番!」と言えるように、日々を歩んでいきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。