ちょうど1年前、わが家に突然30万円が舞い込んできました。
正確にいうと、過去の払い過ぎていた税金が戻ってきたのです。
「少しの気づき」と「行動」が、そこに結び付きました。
「税法上の扶養」と「社会保険上の扶養」は違う
当時、私は一度も復帰することなく、六年間育児休暇を取っていました。(その間に3人を出産。)
収入があった年もあれば、子どもが1歳を過ぎて収入が0、もしくは少なかった年もあります。
その間ずっと、夫の扶養に入ってはいませんでした。(正確に言うと、社会保険上の扶養ではない。保険証は育休中もずっと私本人のまま)
しかしどうやら「税法上の扶養」になり、年によっては配偶者控除が受けられ、夫の所得税、住民税が安くなる年がありそうだと…
しかも、過去5年間は遡って払い過ぎていた税金が払い戻されると。
以前もそんなことを聞いてはいましたが、あまり関心をもたず、そのままにしていました。
税務署へ電話をする
私は当時、家計管理に夢中。
お金を見直していく過程で、もう一度その問題に向き合いました。
ネットで調べてもいまいち分からなかったので、直接税務署に電話をしました。
状況を説明すると「税法上の扶養になり、還付申告ができますよ~」と。
私と主人の源泉徴収票を用意してくださいとのこと。
主人の分はすぐに手に入ったのですが、自分の分はもう捨てていました(*_*;
まさか必要になるなんて思いもせず…
恥をしのんで職場に連絡をし、過去の源泉徴収票のコピーを郵送してもらいました。(社宅と職場は近くではありません)
いざ、税務署へ!
後日、当時1歳の次男を連れて税務署へ行きました。(直接出向く以外の申告の方法もあります)
源泉徴収票をもとにパソコンにデータを打ち込むように言われたのですが、子どもがいてそれどころではなく…^^;
必要最低限な所以外は税務署の方が代わりにやってくれました。(還付申告と言います)
やはり、年によって、配偶者控除もしくは配偶者特別控除が受けられ、合計で20万円以上払い過ぎた所得税が戻ってくることが分かりました!(私の収入が0、もしくはある一定の金額以下の年)
さらに、今後払い過ぎた住民税も戻ってくるとのこと。(税務署での還付申告をもとに当時住んでいた自治体から振り込まれます)
あわせて約30万円!
ウキウキした気持ちで税務署を出て、夫にすぐ連絡をしました(笑)
無知は恐ろしい
これは夫が職場で確定申告をする際、“扶養する配偶者がいる”と記入していれば防げていたことです。
私か主人どちらかが知っていればよかった。(実際に育休中の友人は知っていました)
途中で気づき、全額戻ってきたからよかったのですが…。
本当に「知らないって怖いな」と思いました。
働いていた時も…
・確定申告の書類を渡されてもただ必要個所を記入するのみ。
・源泉徴収票の見方、意味もよく分からない。
・給与明細書だってよく分からないところもある。
こんな感じでした。
でも教育以前に、生きていくうえで大切なお金のこと、こういうことは知っていないといけない。
そう思いました。
自分の無知を悟ってから
自分はなんて無知だったんだ!!!
それを知ってから、今度は税金の猛勉強をはじめます。
「源泉徴収票 見方」などとネットで検索し、各項目の意味、そこから所得税を導き出す計算方法など、自分で理解できるまで学びました。
また、さらに市民税・県民税の導き出し方についても学びました。
そこで“ふるさと納税はすごくお得!”ということもよく意味が分かりました。
お金関係のことは、一冊のノートのまとめています。
おわりに
働いてお金を手にしたはずなのに、知らないことが原因でその一部を失っている…
これは今後絶対に避けたいことです。
このことが、お金を整え中の私をさらに意欲的にさせました。
そして、次は、確定拠出年金、つみたてNISAに目を向けることになったのです。
お読みいただきありがとうございました。
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