子どもとの関わり方

「子どもは、母親の存在だけで安心するんだな」と思ったこと。

先日、小6の娘が朝から発熱しました。

熱を出すのは久しぶりのことでした。

結局、溶連菌感染症で、抗生剤を飲み始めると程なく解熱しました。

ただ、娘が発熱した日、私には仕事が。

一瞬どうするか迷いましたが、

娘はもう大きいこと、
私の仕事は午前中いっぱいだったこと、
また、私のスマホを家に置いて行き、夫がたまに連絡することにし、
予定通り仕事に行くことにしました。

午後から小児科の予約を入れて。

考えると、これまで病気の子どもを家に置いて仕事に行くというのは、私にとって初めてでした。

12年ぶりに小学校で働いています。小学校教諭を退職して5年が経ちました。 長女を出産し、そのまま長男次男を産んで退職したので、実際に学校現場で働いていたのは12年前...

 

仕事を終え、急いで家に帰ると、娘は布団の中で少し寝ているようでした。

寝室のドアを開けると、「おかえり」と。

寝てはいるものの、いつもとあまり変わらない娘の様子に、私は少し安心し、「大丈夫だった?」と声をかけました。

娘は「うん」と(ただ、お昼ごはんもあまり食べられず、病院へ行くまではきつそうでした)。

 

 

夜、子どもたちと私とで寝ようとすると、娘が

「ママ、明日仕事ある?」

と聞いてきました。

私が「明日はないよ」と答えると、

娘は「よかった」と言って、安心したようでした。

私が「今日寂しかった?」と聞くと、娘は「うん」と。

日頃そんなことは言わない娘ですが、体調がすぐれない中、半日とはいえ家に一人でいるのは少し心細かったのでしょう。

 

娘は、寂しいからといってもう泣いたりする歳ではありませんし、

もしも翌日に仕事が入っていたら、午前中くらいであれば「行ってきていいよ」と言っていたと思います。

しかし、やはり心の中では、ママがいてくれたら安心、と思うのでしょう。

何かをしなくたって、子どもにとっては母親が家に一緒にいるだけで安心するんですね。

それを強く感じた出来事でした。

きっと、子どもたちと一緒にいれる時間はそう長くない。

必要とされる限りは、なるべく一緒にいたいなあと思いました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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ABOUT ME
ミモザ
1984年生まれ。3人の子ども(女・男・男)の母。転勤族の夫との5人暮らし。 22歳で小学校教師となり、担任として忙しくも充実した日々を送る。 約5年間働いた後、3人の育児休暇に入る。そこで思い通りにいかない子育ての壁にぶち当たる。生きてきた中で最も「自分の未熟さ」を知ることになる。 何年も満たされない日々だったが、家の片付けと読書を機に、『自分の人生は自分で変えられる!』と気づく。そこから毎日が変わっていった。 2018年3月に退職。

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