子どもが成長していくに連れ、「この子は〇〇が好きなんだ~(興味があるんだ~)」ということが見えてきませんか?
わが子は三人とも同じ環境で育ってきたはずなのに、それぞれ好きなことが違います。
きっと、生まれ持ったものもあるんだろうなぁと感じています。
そんな、それぞれの好きなことを、ただ子どもの興味だけにとどまらせるのではなく、暮らしの中で生かしていきたいなぁと思っています。
子どもたちの好きなことは、暮らしの中で生かされている
わが家の三人の子どもたち。
好きなことは一つではありませんが、それぞれ一つずつ例を挙げ、暮らしの中でどう生かされているか書いてみます。
長女のこと
小四の長女は、小さい頃から工作が大好き。
家にあるダンボールや空き箱、折り紙などを使って、切ったり貼ったり、いろんなものを作っていました。
最近は、YouTubeを観ながらの工作や折り紙、思いついた遊びなど、時間さえあれば何かものづくりに励んでいます。
その集中力や打ち込む姿は本当にすごいなぁと思うのですが、まあ散らかること散らかること。小さく切った折り紙のクズなどが、机の上や引き出し、筆箱の中からたくさん出てきます(笑)
4ヶ月前の引越し。
初めて見る家で、短期間のうちに生活できるレベルまで整え、数日後に始まる新しい小学校や幼稚園の準備をし、尚且つ普段の暮らしも、というのは恐ろしいほど大変でした。
そんな中、コロナ禍の今では必須となったた検温カード(毎朝自宅で熱を計って記入し、学校や幼稚園に提出する)の置き場をどこにしようか考えていたときのこと(毎朝のことなので、なるべく不便のない場所がいい)。
以前は冷蔵庫に貼っていたのですが、今回の社宅は、間取り的に不都合(リビングと冷蔵庫が遠い)。
動線を考えると、リビングの壁に体調チェックシートを入れる場所があればなぁと思いました。
問題は、その方法。マグネットで貼る?ボックスを作る?なかなか定まりません。
最初は、何か買おうと思っていたのですが、「そうだ!工作好きな長女に作ってもらおう!」と思いつきました。
家にあった適当な箱を渡し、用途を伝えると、あっという間に完成させてくれました!
毎日毎日大活躍です。
長男のこと
小二の長男は、料理が大好き。
昨年くらいから急に料理に目覚め、私が料理をしていると手伝いにきたり、「〇〇作りたい!」といって自分で料理をするようになりました。
ある時は、抹茶プリン。
ある時は、グミ。
ある時は、オムライス。
片付け等を考えると、正直「やめて~」と思うこともありますが、私が材料を切っている横で炒めてくれるなど、助かる場面もたくさんあります。
また、釣りが大好きな夫は、息子と料理ができてとても嬉しそうです。
次男のこと
年長の次男は、植物が大好き。
外に散歩に出かけると、必ずといっていいほど草花採集をします(次男の植物好きは、半年くらい前から顕著になってきました)。
葉っぱの形を見ただけで「これは〇〇だよ~」と家族に教えてくれたり、オシロイバナやツユクサを見つけると色水を作ったり。
草花のことに詳しくない夫は、とても驚いていました。
玄関に、外から採ってきた植物がたくさん置かれたり、ビニール袋に入った色水が放置されていて困ることもありますが(笑)やっぱり楽しませてくれます。
これから、植物好きがどんな方向に進むのか楽しみです。
家庭の中で、「誰かの役に立って嬉しい」という経験を
私たち大人が「誰かの役に立てたらと嬉しい」と感じるように、子どもたちだって同じなのではないでしょうか。
まずは家庭で、子どもたちに、「誰かの役に立って嬉しい」という経験をたくさんしてほしいものです。
もしも自分が子どもだったら、自分の好きなことをして家族が喜んでくれたら、とても嬉しですよね。
子どもであっても、家族の一員であることは変わりません。
暮らしの中で、一人一人の好きなこと・得意なことを生かしたり、できないことは補い合ったりする、そんな家族でありたいなぁと思います。
そうやって、家族も成長していくのかもしれません。
おわりに
子どもに好きなことがあって、夢中になって取り組んでくれるのはとても嬉しいことです。
ですが、上にも述べたように、困ることもあります(笑)
だけどやっぱり、子どもの好きなことは伸ばしてあげたい。
子育てって、本当に葛藤です!
「子どもの"好きなこと"」を暮らしの中で生かしていく。
そんな視点を、私自身忘れずにいたいと思います。
みなさんのお子さんの好きなことは何ですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。