子どもとの関わり方

小5の娘が、朝「学校行きたくない!」|子育てにおいて一番築き上げたいものとは?

子育てにおいて、『親として一番築き上げたいもの』って何だろう…?

私には、随分前から「これじゃないかなあ」という想いがあります。

今日は、小5の娘が、久々に朝「学校きたいくない!」といった出来事を通して、私の考えを書いてみたいと思います。

娘が「学校行きたくない!」と言った理由は?

先週月曜日の朝、小学5年生の娘が、「(学校)行きたくない!」と泣き出しました。

日頃から起きるのが遅い娘ですが、その日はさらに起きてこない。

さらに、ようやく着替えたかと思うと、また布団の上…。

様子を見に行くと、泣いていて、「行きたくない」と言うのでした(こんなことは、4年生で転校してきてから初めて)

 

私は、娘に行きたくない理由を尋ねました。

すると、同じクラスの女の子が、コソコソ話をしていて、自分のことを言われている気がする、とのことでした。相手に「どうしてするの?」と聞こうとするも、スッとその場を立ち去ってしまうと。

娘は、私と話しているうちに落ち着いてきて、クラスの女の子の関係等を話し始めました。

どうやら、Aというグループがあって、そのうちの数名がコソコソ話をしてくるのだそう。

夏休み前は、その子たちと全く何もなく普通に過ごしてたのに、2学期が始まって急にそのようになり、娘としては「なぜ?」という感じだったようです(2学期が始まってちょうど2週間が経った時でした)。

高学年女子には、ありそうな話ですよね。

娘の話を聞いた後の私の行動

娘の話を聞いている途中、朝の会には間に合わないだろうと私は学校へ電話を入れ、事情を説明し、「落ち着いたら連れて行きます」と伝えました(長男と次男はいつも通りに登校)。

そんな状況でしたが、私は意外にも落ち着ていました(電話を受けた先生の方が心配されていました)。

  • 娘が素直に話をしてくれたこと
  • 娘の話を聞いた後で「担任の先生に相談してみる?」と聞くと、娘はすぐに「うん」と言ったこと(先生を信頼しているんだなあと感じました。担任の先生は20代後半の男の先生)
  • 話をしながら、娘自身が落ち着いてきたこと

それらが理由です。

私と娘は1時間目の途中に学校へ行き、ちょうど書写の時間ということもあって、担任の先生とも少し話をすることができました。

私は、家で話した内容を先生に伝え(娘にも了承済み)、よろしくお願いします、と伝えて、学校を後にしました。

帰宅した娘の様子は?

6時間目を終えて、娘が学校から帰ってきました。

「今日どうだった?」と聞くと、娘は「何が?」と(笑)

 

話を聞いてみると、休み時間に担任の先生が当事者を呼んで、話をしてくれたようです。そして、「ごめん」と謝ってくれたそうです。

放課後、先生からも電話をもらいました。

先生いわく、Aグループの子たちは度が過ぎるぐらいグループ意識が強いらしく、Aグループの子たちは、グループのメンバーだけで話をしたかったからそんな行動をした、とのことでした。

私としては、「もしかして娘も何か嫌なことをしたのでは?」と思っていましたが、今回に限っては、娘の話=事実そのままだったようです。

その件から1週間以上が経ちましたが、翌日以降は娘は楽しく学校へ通っています。

子育てにおいて一番築き上げたいものとは?

私が以前から、子育てにおいて築き上げたいと思っていたもの。

それは、子どもとの「信頼関係」です。

今回娘が学校で嫌な思いをしたことは喜ばしいことではありませんが、話をしてくれたのはとても嬉しかったです。

もしも辛いことが言えなくて、我慢しながら学校へ行っていたら、親としてはそれこそ辛いですよね。

娘にとって、嫌なことを話せる相手として自分がいれたこと、よかったなぁと思います。

おわりに

信頼関係は、一日で築き上げられる訳ではなく、親子だから無条件にできる、という訳でもありません。

やはりそれには、日々の行動(約束を守る、とか、人の嫌がることをしない、とか、相手の話にしっかりと耳を傾ける、などなど)が大切で、一日一日の積み重ねによってしかできないものだと思います。

また、信頼関係が一度できたらその後ずっと大丈夫、というわけでもありません。

逆に、今うまく信頼関係が築けてなくても、今後の行動でしっかり築き上げることができる、とも思っています(私自身、これまで何度「子育て間違った」「やり直したい」と思ったことか…)。

 

もちろん、何でもかんでも母親に話せるわけではないし、パパの方が、友達の方が、話しやすい時もあると思います。

だけど、子どもとの信頼関係を築いていく。

このことは、これから先もずっと大切にしていきたいです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ABOUT ME
ミモザ
1984年生まれ。3人の子ども(女・男・男)の母。転勤族の夫との5人暮らし。 22歳で小学校教師となり、担任として忙しくも充実した日々を送る。 約5年間働いた後、3人の育児休暇に入る。そこで思い通りにいかない子育ての壁にぶち当たる。生きてきた中で最も「自分の未熟さ」を知ることになる。 何年も満たされない日々だったが、家の片付けと読書を機に、『自分の人生は自分で変えられる!』と気づく。そこから毎日が変わっていった。 2018年3月に退職。

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