わが家の工夫・対応策

子供と買い物|「買って買って!」に対する親の対応

子供から「買って買って!」と言われて、困ったことはありませんか?

私は何度もあります!

特に一人目のときは、我慢する力を身につけないと!と「不要なものは買わない!」と頑なにその姿勢を貫いていました。

しかし今は、「それは間違っていた」と思っています。

買い物で我慢させたからといって、子どもの我慢する力が身に付くわけではありません(これまでの経験から、私はそう学びました)。

今回は、わが子の様子とともに、子どもの「買って買って!」に対する親の対応について考えてみます。

最近の子どもたちの様子

はじめに、わが子の様子について。最近あった出来事です。

マクドナルドで

前回、歩いて整形外科に行った話を書きました。

モノによって見失っている豊かさがあるかもしれない…と感じた出来事三連休の初日、子どもたち三人と過ごす中で「私たち人間は、モノによって見失っている豊かさがあるかもしれない」と感じました。 今日は、...

お昼ごはんは、途中で食べて帰ったことを書きましたが…

行ったのはマクドナルド!

ちょうど道の途中にあるのです。

子ども達の「マック行きた~い」の声に負けて…(前はそれでも「行かないと決めたら行かない!」と言っていましたが、今は「自然に身を任せるって大切だな~」と思っています)。

そこで子どもたちが注文したもの。

それは、全員照り焼きマックバーガーセットでした(ちなみに私も)。

照り焼きマックバーガセット4つ、ドリンクも各々好きなものを。とても喜んでいたので行ってよかったです!

子どもなら多くの子が欲しがるであろう「ハッピーセット」。もちろん子どもたちもその内容を確認した上で、三人とも「おもちゃはいらない」と好きなハンバーガーを注文していました。

おかげで完食!(さすがにポテトは多すぎるだろうと、私はSにして正解でした)

 

私は以前、子どもが「ハッピーセットにする!」と言うと、「おもちゃすぐ飽きるでしょう」などと親目線の意見を言っていました。

しかし、ある時から「自分で学ばないと身に付かないな」と考えるようになり、多少のアドバイスはするにしても最終的には子ども自身に決めさせることに。

今回、子どもたちがいろいろ考えた上で注文する姿をみて、「やっぱり子どもなりにいろいろ学んでいるんだな~」ということを感じました。

サンリオコーナーで

娘は、1~2年前から「財布がほしい」と言っています。

ただ、なかなか気に入るものが見つからず。

以前は「買わない」を貫いていた私ですが、
今は「必要なものは買う、それも子ども自身が気に入ったものを買う」という考えです。

ある日、サンリオコーナーで、たくさんの種類のお財布がありました。

大人の私からみても、「かわいいな~、子どもが欲しくなるな~」と思うものがたくさん。

その日は特に財布を見に来たわけではありせんでしたが、「お財布たくさんあるよ~買ったら~」と娘に声を掛けました。

娘は好みのものをいくつか手に取り、いろいろ見るも、最終的には、「好きなのない、いらない」と言いました。

ビックリしました!前はあんなに「買って買って」で私を困らせてくれたのに!(笑)

  • 買ってもらえるという安心感
  • 本当に好きなものを使えるという喜び

それらが分かっていれば、子どもだってむやみやたらに買って買ってとは言わないんですね。

子どもたちから学んだこと

私は、これらの経験から、買い物においても「子ども自身が体験する」って本当に大切だなと感じました。

自分で選んで、感じてこそ、学びになる。

親は、「なるべく失敗させないように」とか、「もったいなくないように」などと思いがちですが…

子どもだって、自分でやってみないと本当の意味での自分の力とはなりませんね(大人だって人から何と言われようが、実際に自分で痛い目に遭わないと分かりません)!

子どもたちのために親ができること

買い物って、生きていく上で必要な行為です。

そして、大きくなっていくにつれ、扱う金額も多くなってきます。

だからそこ、子どものうちにたくさん失敗させておくことは、長い目でみるととてもよいことだと考えるようになりました。

大人と同じように、子どもだって、たまには"無駄な買い物"も必要ですね!

子どもとの買い物は、大変なこともありますが…

こんな考えを少し持っているだけで気がラクになります。

子どもが買い物で失敗したと思ったら、子どもを責めるのではなく、何がよくなかったか話し、次に繋げること

それが私たち親にできることかもしれません。

おわりに

これまで自分の子育てを通して学んだことを書きました(まだ8年ほどの経験になりますが、忘れないうちに記しておきます)。

そして何より、「お金を使うって楽しい」という感覚は、子どもたちに伝えていきたいです。

 

お読みいただきありがとうございました。

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ABOUT ME
ミモザ
1984年生まれ。3人の子ども(女・男・男)の母。転勤族の夫との5人暮らし。 22歳で小学校教師となり、担任として忙しくも充実した日々を送る。 約5年間働いた後、3人の育児休暇に入る。そこで思い通りにいかない子育ての壁にぶち当たる。生きてきた中で最も「自分の未熟さ」を知ることになる。 何年も満たされない日々だったが、家の片付けと読書を機に、『自分の人生は自分で変えられる!』と気づく。そこから毎日が変わっていった。 2018年3月に退職。

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