専業主婦の葛藤

私たち主婦の一番大切な役割って、これなのかもしれない。

  • 仕事をしている、していない
  • 子どもがいる、いない

それらに関係なく、家庭があれば私たち女性は主婦です。

ネットで「主婦」と調べてみると、次のような説明がありました。

主婦は、一般に家事・育児を主にする既婚(もしくは内縁)の女性をいう。

ウイキペディアより引用

確かに、
料理・洗濯・掃除といった分かりやすい家事から、
ゴミの分別・書類整理・日用品の補充などの”名もなき家事”、
そして子どもがいれば、育児まで…。

実際に経験してみるとその量はとてつもなく多く、どれも基本的な生活を送る上で大切なことです。

ただ、それ以上に、「私たちはとても大切な役割を担っている」。そう考えるようになりました。

家は、子どもたちがリラックスするところ

少し前に、こんな記事を書きました。

互いを思いやれる家族へ「幼稚園は〇〇ところ、お家は〇〇ところ!」夏休み中、幼稚園の個人面談にいってきました。 年長の長男・年少の次男、それぞれ15分ずつ。(夏休み・冬休み・春休みに、希望者のみや...

家ではダラけているように見える子どもたちも、外ではちゃんと頑張っています。

家で、家族の前だからこそ、リラックスできるのです。

そんな、子どもがリラックスるできる場を提供できることは、私たち主婦の大きな役割ではないでしょうか?

家は、夫だってリラックスするところ

外で頑張って家でリラックスするのは、何も子どもたちだけではありません。

夫だって、外で仕事を頑張っています。

  • 洋服脱ぎっぱなし
  • ソファでスマホいじり→そのまま爆睡
  • 妻が家事をしている横でテレビを見ながら爆笑…

それらの行動にカチンときて、言い争ったとことも一度や二度ではないけれど…

子どもたちが前より少し大きくなって、私自身ちょっぴり余裕が出てきて今思うことは、「外で働くことだって大変だよね」ということです。

  • 上司との関係
  • 後輩との関係
  • 仕事の付き合い
  • ノルマ…

家事や子育てとはまた違った大変さがあるでしょう。
前はそうは考えられず、数えきれないくらい喧嘩もしました。今も余裕がないとそんなふうに考えられなくなります(笑)

そんなとき、夫がリラックスできる場を少しでも提供できたら、それはとても価値あることだと思いませんか?

人には、充電場所が必要

読書をしていた際(何の本かは忘れました)、印象的だった言葉があります。

それは「人は、24時間頑張り続けることはできない」といったものでした。

・・・確かにそうかもしれません。ずっと頑張り続けるなんて、少なくとも私には無理です。

どこかで頑張ったら、どこかで充電する。そうでないと、いつか心身を壊してしまうまもしれません。

子どもや夫が”頑張る場所”が、学校や職場だとしたら…
家は、その反対の“頑張らない場所(充電する場所)”です。

子どもや夫がしっかりと充電できる場を提供することこそ、私たち主婦の大切な役割ではないでしょうか?

家族に充電場所を提供できるのは、家族だからこそできること

私は今、自分に何ができるかという考えで過ごしています。

そう考えると…

夫や子どもたちがリラックスできる場を提供できることは、他でもない、私だからこそできることです。

だって、そんな姿は、家族にしか見せません。

決して目立つ役割でもなければ、給料や表彰など形あるもので見返りがあるものでもありません。

だけどそれは「家族が笑顔で元気」という、これ以上ないものとして自分に返ってきます。

そんな家族の中にいることは、何より自分もとても心地がいいです。

おわりに

子育てやり直したい…

どうして夫は…

そんなことを思ったこともあるけれど。

家族の前だからこそ見せてくれる、ダラけた?素の?ありのままの?子どもや夫の姿に、「仕方ない、やるか!」と思えるようになりました。

もちろん、私自身に余裕がないと、そんなふうには思えません。

だからこそ、私も家族の前では極限までダラダラします。(夫には「ほんと酷いね」と言われ、子どもたちからは「もーママ~」と言われることもあります・笑)

また、毎日子どもたちがいる夏休みは、日中であっても「ママちょっと眠いから寝る!」とテレビを見る子どもたちを横にソファで何度もお昼寝をしました。(今はもう罪悪感すらありません!まずは自分が元気でないと♪)

一時妹と二人暮らししていたときに使っていた無印のソファ(妹が買ってきたもの)をカバーを替えながら10年以上使っています。私も夫も体は入りきらないけれど、今の社宅にこれ以上大きなソファは邪魔になります。

 

きっと、主婦って、家事や育児をすることももちろん大切なんだけど…

その存在自体に価値があって、子どもや夫がダラダラ(リラックス、充電)できる、それこそとても大切な役割なんじゃないかな?

そう思うようになりました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ABOUT ME
ミモザ
1984年生まれ。3人の子ども(女・男・男)の母。転勤族の夫との5人暮らし。 22歳で小学校教師となり、担任として忙しくも充実した日々を送る。 約5年間働いた後、3人の育児休暇に入る。そこで思い通りにいかない子育ての壁にぶち当たる。生きてきた中で最も「自分の未熟さ」を知ることになる。 何年も満たされない日々だったが、家の片付けと読書を機に、『自分の人生は自分で変えられる!』と気づく。そこから毎日が変わっていった。 2018年3月に退職。

POSTED COMMENT

  1. さとりん より:

    やっぱりテレビの部屋にソファーがあるのは憧れます^^
    夫も子供も外で頑張ってきてるから
    のんびり充電させてあげたいなって思いました(><)

    • ミモザ より:

      ありがとうございます!
      「外で頑張ってきている」そんなふうに思えないこともありますが、
      自分もしっかり充電して、家は家族みんなにとってリラックスできる場所でありたいですね^^

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