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『お金があっても、子どもの心が満たされるとは限らない。』
小学校に勤務し、いろんな子どもたちと関わる中で、強く感じていることです。
私が勤務している小学校の校区は、裕福な家庭が多いとされています。マンションが立ち並び、立派な一軒家も多いです。
塾に行っている子も多く、旅行の話もよく聞きます。親の仕事も、高給とされている家庭が多かったり。
ただ、
- 言われたことに対し毎回毎回反抗する子
- みんなで決めたことに対し、文句を言う子
- 授業中、話を最後まで聞けずすぐにしゃべってくる子
- 注意をすると、自分の非を認めず権利ばかりを主張してくる子
そういった子が本当に目立ちます。特に高学年で顕著です。
私がその子たちから感じることは、「ぼくの(わたしの)話を聞いてよ」というメッセージ。
きっと心が満たされていないんだなあと感じます。
ある高学年担任の先生と話をしているときも「ここの子たちは、裕福な家庭が多いんでしょうが、何か満たされていないんだろうな、ということを感じます」と言われていました。
子どもは、家庭の影響をもろに受けます。
子どもたちのしゃべり方、友達との関り方、大人への接し方…その子の背景に家庭が見えるようです。
お金はもちろん必要ですが…
- じっくり子どもと向き合えていますか?
- 子どもの話を最後まで聞いていますか?(親の言いたいことを言うのではなく、とにかく子どもの話を否定せずに聞いていますか?)
- 子どもに愛情をかけていますか?
私も職場の子どもたちと関わりながら、
自分はどうだろうか?できているだろうか?と、自問自答しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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