子育てを考える

お金があっても、子どもの心が満たされるとは限らない。

『お金があっても、子どもの心が満たされるとは限らない。』

小学校に勤務し、いろんな子どもたちと関わる中で、強く感じていることです。

私が勤務している小学校の校区は、裕福な家庭が多いとされています。マンションが立ち並び、立派な一軒家も多いです。

塾に行っている子も多く、旅行の話もよく聞きます。親の仕事も、高給とされている家庭が多かったり。

ただ、

  • 言われたことに対し毎回毎回反抗する子
  • みんなで決めたことに対し、文句を言う子
  • 授業中、話を最後まで聞けずすぐにしゃべってくる子
  • 注意をすると、自分の非を認めず権利ばかりを主張してくる子

そういった子が本当に目立ちます。特に高学年で顕著です。

私がその子たちから感じることは、「ぼくの(わたしの)話を聞いてよ」というメッセージ。

きっと心が満たされていないんだなあと感じます。

 

ある高学年担任の先生と話をしているときも「ここの子たちは、裕福な家庭が多いんでしょうが、何か満たされていないんだろうな、ということを感じます」と言われていました。

子どもは、家庭の影響をもろに受けます。

子どもたちのしゃべり方、友達との関り方、大人への接し方…その子の背景に家庭が見えるようです。

お金はもちろん必要ですが…

  • じっくり子どもと向き合えていますか?
  • 子どもの話を最後まで聞いていますか?(親の言いたいことを言うのではなく、とにかく子どもの話を否定せずに聞いていますか?)
  • 子どもに愛情をかけていますか?

私も職場の子どもたちと関わりながら、

自分はどうだろうか?できているだろうか?と、自問自答しています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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ABOUT ME
ミモザ
1984年生まれ。3人の子ども(女・男・男)の母。転勤族の夫との5人暮らし。 22歳で小学校教師となり、担任として忙しくも充実した日々を送る。 約5年間働いた後、3人の育児休暇に入る。そこで思い通りにいかない子育ての壁にぶち当たる。生きてきた中で最も「自分の未熟さ」を知ることになる。 何年も満たされない日々だったが、家の片付けと読書を機に、『自分の人生は自分で変えられる!』と気づく。そこから毎日が変わっていった。 2018年3月に退職。

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