子どもとの関わり方

【親の関りを考える】新学期、子どもがドキドキすると言ってきたら?

四月は、新しい学年のスタート。

わが家の子どもたちは、
長女が小学二年生、
長男が幼稚園年長、
次男が幼稚園年少
になりました!(次男は、三日前に入園しました!)
子どもたちをみていると、成長とともに、少しずつ自分の感情を言葉にできると感じています。(幼い子が「泣く」というのは、この言葉の代わりのようなものですね。)
長女と長男、二人とも、始業式の前の日は「ドキドキする〜」と言って眠りにつきました。
好んで学校や幼稚園に通う子もいれば、不安や緊張でドキドキする子もいる。(特に長女の場合、一年生の最後に「学校行きたくない」が勃発したので、私も内心ドキドキでした。)
今日は、子どもが「ドキドキする」と言ってきたときの、親の対応について考えてみます。

ドキドキは悪いことではない!

  • ドキドキする
  • 不安

そんな感情をもつことは、悪いことなのでしょうか?

そうではありません。

大人だって、新しい環境になったとき、はじめての人に会うとき、何かに挑戦しようとするとき…ドキドキしたり不安になったりすることは、よくあることです。

大切なのは、そんな感情をもったとき、自分でどう対処するか。

緊張したり、不安になったりすること自体は、ごく自然なことです。

肯定的な声かけを

もう何年も前、テレビを見ていた時のこと。ある役者さんが、次のように語っていました。

「舞台に立つとき、私はいつも緊張いていたのですが、ある時〇〇さん(慕う人)が「緊張することは悪いことじゃない。頑張ろうとする証。」と言ってくださいました。」と。

それから私は、一生懸命頑張ろうとするからこそ、緊張したり、不安になったりすると考えるようになりました。

子どもたちがドキドキする〜と言った時は、「そっかぁ、そうだよね。誰でもはじめての時はそんなふうになるよ。◯◯が一生懸命頑張ろうとしてるからドキドキするんだよ〜」と伝えました。

子どもたちがどう受け取ったかは分かりませんが、「不安や緊張=悪いもの」とは思ってほしくない。

子育ては、10年後20年後の子どもたちの未来を見据えて、今一つ一つ丁寧に向き合うことです。

子どもたちが肯定的に受け止められるような声かけを心がけたいです。

2年生になった長女。同じ社宅の4年生のお姉さん、一年生の女の子と、元気に通っています。

あんなに行き渋っていたのに…。

今は超お姉さんしています(笑)

まずは子どもに共感。その上で親の想いを伝える。

「楽しい!嬉しい!」子どもたちのそんな発言には、私たち大人は、すぐに「そうだね〜」と共感できます。

しかし、「嫌だ。怖い。」それらに対しては、自分に余裕がないと「そんなこと気にしなくて大丈夫」と、子どもの想いそのものをなかったかのようにしがち。

本来、そんな感情こそ、処理の仕方を大切にしたいものです。

大人になって困難にぶつかった時、時間がかかっても、最終的には自分の力で立ち上がれる子になってほしい。

だから、まずはどんな思いも受け入れる。

「話してくれてくれてありがとう。」「そんなふうに思っているんだね。」思ってはいけない感情なんてありません。

共感した上で、親の思いを伝えていきたいものです。

長男と次男、朝のバス待ち

この後、次男は泣きました!初日はルンルンで行ったのですが…。いろいろ分かってきたようです(笑)

(これまでの2歳差育児、本当に大変だったけれど…。兄弟一緒に幼稚園に通えることは、親として何とも言えない喜びです。何事も、大変なことばかりではないですね。)

おわりに

子どもの心の成長のため、自分の考えを述べましたが。

私自身、自分に余裕がないと、子どもに一方的に話してしまい、反省することも多いです。

ただ、わが子との関わりや教員時代の経験から言えることは、子どもたちに共感した上で話をすると、子どもたちもすっと受け入れてくれることが多いということです。

「そっか~。そうだったんだ(そう思ったんだね)。」とワンクッション置くだけで、その後の会話が全く違ってきます!(大人だって共感してもらえると嬉しいし、一方的に言われるのは気持ちのよいものではありません。)

①子どもの、どんな感情も受け入れる。

②まずは共感し、その上で親(大人)の思いを伝える。

これは、子どもと関わっていく上で私が大切だと思っていることです。(できない時もありますが、意識するだけで違います)

新学期は、子どもだけでなく、大人も何かと慌ただしい時期。

お子さんとの関わりが、少しでもスムーズに、また心を成長させるよい機会となりますように。(私も頑張ります!)

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お読みいただきありがとうございました。

 

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ABOUT ME
ミモザ
1984年生まれ。3人の子ども(女・男・男)の母。転勤族の夫との5人暮らし。 22歳で小学校教師となり、担任として忙しくも充実した日々を送る。 約5年間働いた後、3人の育児休暇に入る。そこで思い通りにいかない子育ての壁にぶち当たる。生きてきた中で最も「自分の未熟さ」を知ることになる。 何年も満たされない日々だったが、家の片付けと読書を機に、『自分の人生は自分で変えられる!』と気づく。そこから毎日が変わっていった。 2018年3月に退職。

POSTED COMMENT

  1. ミモザ より:

    ko_kun555さん、それ私もすごく思います!
    (まさに最近同じことを感じていました!)

    来年の冬は、改善の余地ありです☆

  2. ko_kun555 より:

    そうですね(笑)
    その都度反省でいいですよね!
    冬だとどんより落ち込むことも
    ありますが春なので気持ち的に
    上がるから救われますね~✨

  3. ミモザ より:

    ko_kun555さんありがとうございます!

    子どもの成長とともに生活は変わっていきますね!
    部署移動、そうですね(≧▽≦)

    主婦業を極めていくとどんどん楽しくなることに、
    ここ数年ようやく気付きました☆
    (ただズボラさが増しているだけのような気もしますが…笑)

    忙しいと、ついつい子どもの話を最後までゆっくり聞けなくなってしまいますが…
    都度反省し、気をつけていきたいですね☆

  4. ko_kun555 より:

    次男くんご入園おめでとうございます✨
    お子さんが3人いらっしゃると1年ごとに
    家族のペースがガラッと変わりそうですね。

    専業主婦でいてもそういう環境は
    部署移動したような感覚になりますよね。
    私は今年もまだまだ専業主婦でいる予定
    なので主婦業を深めていきたいです(笑)

    息子も2年生になり長女ちゃんと一緒で
    1年生が入って嬉しいみたいです。
    学年があがるとまた、違った問題も出てきて
    ちょっと心配になりますね。私もまずは
    ゆっくり話を聞いてあげたいなと思います。

    せっかちなので色々言いたくなっちゃいますが…まずは最後まで話を聞くことが大事ですよね。改めてて思いました♪

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