教師と親の関わり方

家庭訪問の準備|親が絶対にやっておきたい一つのこと

新学期が始まって約一週間が経ちました。

まだまだ新しい生活に慣れていない時期ですが、小学生や中学生がいる家庭では四月下旬から家庭訪問が始まるところも多いのではないでしょうか。

先日私が教師だったことを知る友人から「どんなものを出したらいい?」と質問がありました。

他にも、「家庭訪問がある~!家片付けなきゃ~!」という声を耳にして、親にとっては家庭訪問は一大イベントなんだな~と意外な感じでした。

今日は家庭訪問の準備について「教師の側から」書いてみたいと思います。

先生に出すもの

そもそもお茶菓子や飲み物など、教師としては全然用意してなくて構いません!

お家の方とお子さんの話をするのがメインです。

でも、そんなわけにはいかない!という声も分かります。

なのであえて用意するなら、という考えで書いてみます。

私の経験談

基本は、お茶などの飲み物だけで十分です。

しかし、一年に一度の家庭訪問。「食べ物も何か」と思いますよね。私も来てもらう側だと用意したいと思います。

そこで、私が家庭訪問した中で一番印象に残っているものを紹介します。

それは、フレッシュないちご。

半分に切って、一人分お皿に盛って、フォークをつけてありました。

 

食べやすいところ、豪華すぎないところがよかったのかもしれません。思わず食べてしまいました^^

暑い時期に新鮮ないちごがとても美味しく、緊張もほぐれました。

天候にもよりますが、飲み物は、この時期はホットよりもアイスの方がいいと思います。飲みやすくもあります。

そして一日に何軒も訪問するので、順番が後半の方は刺激の少ない飲み物がいいです(教師にもよりますが)。
普通に“麦茶”なども嬉しかったですよ^^グラスも普段家で使っているもので十分です。

友人にインタビュー

これを機に、現役で教師をしている友人にも聞いてみました!

すると、その友人は"紫蘇ジュース"が嬉しかったそうです。すごく美味しくて疲れが吹っ飛んだと。

それを聞いて、フレッシュな飲み物を用意するのもいいな~と思いました。

教師の性別や年齢にもよりますが、長女の担任の先生は若い女性の先生。今年はいちご&麦茶または美味しいジュースを準備しようかなと思います♪

そしてその友人からもう一言。「出すものを相談されるなんて、素敵な方ですね^^」と(私に何を出したらいいか聞いてくれた友人のこと)

教師としてはいろいろ考えてもらえるだけでありがたいことです。

 

5月3日追記。

実際に私が先生に出したものはこれ!

実家からもらってきたスイカと、冷たいルイボスティー。

 

暑い日だったのでこの日に合わせてスイカを切りました。

この量だったので食べてくれました^^

家の片付け

これは、ほどほどで構いません!

迎える側も緊張しているかもしれませんが、教師だって家の中をジロジロ見る余裕はありません(笑)

普段友人が来るときと同じ感じで十分です^^

家庭訪問これだけは!

家庭訪問で絶対にしてほしいことがあります。

それは、先生に伝えたいこと、聞きたいことをしっかりまとめておくこと。メモしておくのもおすすめです。

心配なことは、伝えておくと教師も考慮します。また気になることがあれば遠慮なく聞きましょう。教師の考えも分かります。

子どもにとってよりよい学校生活を送れるようにするためには、教師と保護者がよい関係でいることが必要不可欠です。

短い家庭訪問の時間がその第一歩となるよう、事前の準備はしっかりしておきたいものです。

おわりに

家庭訪問中、担任は特別時制で慌ただしく授業を終え、地図を片手に何軒も家を回ることになります。日程調整も数回行い、その度にプリントを印刷しなければなりません。住んでいる場所、家庭の都合、きょうだいの兼ね合いなど考慮し調整をすることは、容易なことではありません。

親になった今、一人ひとり話せる時間をつくってもらうことは本当にありがたく感じます。

そんな貴重な時間を無駄にしないためにも、自分の考えをまとめておくことは大切です。

片付けや、お茶菓子に目が行きがちな家庭訪問ですが、本来の目的は、子どもを理解すること。

担任・保護者両者にとって貴重な時間となればいいなと思います。

お読みいただきありがとうございました。

 

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ABOUT ME
ミモザ
1984年生まれ。3人の子ども(女・男・男)の母。転勤族の夫との5人暮らし。 22歳で小学校教師となり、担任として忙しくも充実した日々を送る。 約5年間働いた後、3人の育児休暇に入る。そこで思い通りにいかない子育ての壁にぶち当たる。生きてきた中で最も「自分の未熟さ」を知ることになる。 何年も満たされない日々だったが、家の片付けと読書を機に、『自分の人生は自分で変えられる!』と気づく。そこから毎日が変わっていった。 2018年3月に退職。